TOPPANは、日本の人口構成を再現した10万人のAIペルソナによる生活者データ基盤を構築し、これを活用したCX支援サービスを流通・小売、メーカーなどに向けて提供開始した。これにより、未顧客や潜在層を含む生活者の理解から施策立案、事前検証、改善まで一気通貫で支援する。

同データ基盤は、国勢調査や家計調査などをもとに合成人口法で構築され、47都道府県を網羅し、15歳以上の生活者を40のクラスターに分類。各AIペルソナは、構造化した生活価値観や趣味・嗜好、買い物行動などの情報を備える。SNSやWeb上のトレンド・地域性の情報に加え、グループ会社のONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!」のデータも組み合わせている。今後はクチコミ分析サービス「Social Media Live」などとのデータ連携を進め、生活者理解のさらなる高度化を目指す。
この基盤を活用することで、地域や年代、世帯、所得、価値観などの条件で対象群を抽出し、AIペルソナとの対話を通じてニーズや行動背景を把握できる。AIが生成した販促・催事・キャンペーンなどの施策案に対し、AIペルソナの反応や評価も確認可能だ。対象者に応じて掲載商品や掲載順を変えたWebカタログ、チラシ、DM、バナーなどのクリエイティブも生成でき、複数案への反応の差や理由を比較して実施前に改善点を絞り込める。
TOPPANは今後、生活者データ基盤にクライアント企業独自のデータを組み合わせた個社専用のAIペルソナ環境の構築も進めていく。
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