外部SEO対策による検索順位の統計
Yahoo!インデックス数
同一ドメイン内により多くのページを持っているサイトは、Yahoo!からの評価が高くなる傾向があります。
Yahoo!インデックス数
- 変化はありません。
- 評価対象であると考えられます。

Yahoo!カテゴリ登録
Yahoo!カテゴリに登録されているサイトは、Yahoo!スタッフによる厳正な審査をパスしたサイトであるため、当然Yahoo!からの評価が高くなります。
Yahoo!カテゴリ登録サイト
- 前回更新に引き続き、若干弱まった傾向が見られます。
- 評価対象であると考えられます。

Yahoo!カテゴリ登録サイト(カテゴリ名)
- 前回更新に引き続き、若干弱まりました。
- 評価対象であるとは考えにくいです。

Yahoo!カテゴリ登録サイト(サイトタイトル)
- 前回よりさらに、弱まった傾向が見られます。
- しかし、依然として強力な評価対象であると考えられます。

Yahoo!カテゴリ登録サイト(サイトコメント)
- 大きな変化はありません。
- 評価対象であると考えられます。

Yahoo!被リンク
外部ページからのリンク(=被リンク)が評価されるのは、Yahoo!にとってもGoogleにとっても不変のルールです。
Yahoo!被リンク数
- リンク数の評価は若干強まりました。
- 評価対象であると考えられます。

Yahoo!被リンク数(Yahoo!カテゴリ登録サイトからのリンク数)
- 大きく評価が強まりました。
- 強力な評価対象であると考えられます。

被リンクの評価(by 株式会社QOOP)
アルゴリズム変更時に、アルゴリズムのどこが変更されたかを速報として報告するために検索キーワード10キーワードのデータを用いて、以下の項目について順位との相関分析を行いました。
大量のデータから、意味のあるデータを見つけ出すための分析方法。今回の被リンク分析でいえば、グラフが下に伸びているほど各項目の順位に対する影響力があるといえます。
調査対象キーワード
美容整形/求人/不動産/保険/キャッシング/老人ホーム/ダイエット/レーシック/中古車/賃貸
分析データ項目
上記10個のキーワードをYahoo!で検索した際の上位50件につき、以下の項目を作成。2009年5月27日および2009年9月18日に取得したデータを分析しました。IPに関してはclassA~Dに分解して分析を行っています。
例)123.45.67.89
classA.classB.classC.classD
- link:「link:~」の件数
- linkdomain:「linkdomain:~」の件数
- site:「site:~」の件数
- link表示数:「link:~」の検索結果として表示される件数
- linkユニークドメイン:link表示数の重複ドメインを除いた数
- link_IP_classA~D分散:linkユニークドメインのIPを各classまでの単位で重複削除した数
- link_NS_classA~D分散:linkユニークドメインのネームサーバーのIPを各classまでの単位で重複削除した数
- 関連リンク表示数:「link:~+対象キーワード」の検索結果として表示される件数
- 関連リンクユニークドメイン:関連リンクの重複ドメインを除いた数
- 関連_IP_classA~D分散:関連リンクユニークドメインのIPを各classまでの単位で重複削除した数
- 関連_NS_classA~D分散:関連リンクユニークドメインのネームサーバーのIPを各classまでの単位で重複削除した数
全体の概要


5月と比べて、上位のサイトほど「link:~」の結果に表示されるリンクが多いようです。特に関連するサイトからのリンクの影響が強くなったように見受けられます。
リンクの特性別の影響

上のグラフは前ページグラフの中で、関係が強い項目について拡大したものです。5月27日と9月18日を比較すると、次の3つのことが言えます。
- リンク量(link表示数、linkユニークドメイン)の影響が強まりました。
- 関連リンクに関する項目は総じて影響がさらに強くなりました。
- リンク元のIP分散に関しては、連番でもとにかく分散しているほど上位の可能性が高くなっています。
全体的にリンクの影響が弱まった前回に比べ、その影響はそれ以前の水準に戻ったかあるいは少し強くなった傾向が見られます。
結論
今回、2009年9月14日のYahoo!アルゴリズム更新についての調査では、以下のような特徴が検出されました。
- ページ内の情報量は今まで以上に、多いほど有効である。
- ドメイン年齢の評価が復活。
- リンクの影響力は、全体的に強まった。
- リンクの量の影響が強まった。
- Yahoo!カテゴリ登録サイトからのリンクの評価がさらに強まった。
- リンク元のテーマの関連性の影響が強まった。
- リンク元のIP分散の影響が強まった。連番でもとにかく分散量が多いほど効果がある。
- 逆に、その他の項目(title、見出しタグ、Yカテゴリ登録など)の影響が若干下がっている。
この記事は、(株)スプール社の「SEO対策リサーチ」よりの転載記事です。