SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

Googleユニバーサル検索、「サムネイル画像が表示されるとクリック率が高くなる」のウソ

 この調査では、対象者の目の網膜に赤外線を照射し、その反射を利用して画面上の目線の動きを測定し、クリックの位置やタイミングを収集している。今回、両社はウェブ検索結果として、画像、地図、動画、商品情報などを複合的に表示するGoogleの「ユニバーサル検索」を使ったユーザーの検索行動をを60名の被験者のデータをもとに分析した。

「ワンボックス」が表示されると、
ユーザーは「E字型」にページを眺める傾向がある

 その結果、Google検索のユーザーは検索結果最上部に「ワンボックス」(地図やニュース、天気などの検索時に、検索結果の画面上に直接関連情報を表示する)が表示されると、「E字型」に視線を移動させて情報を探している傾向が確認された。

 また、男性ユーザーは女性ユーザーと比較して、注視時間が短く、 閲覧エリアが広範囲であるという結果も出た。男性は検索結果を全体的に見ながら、探しているものと合致する情報を見つけ次第クリックするのに対して、女性は検索結果のタイトルや説明文に目を通しながら、内容を判断してクリックをしている傾向があるようだ。

 また、ユニバーサル検索については「動画や画像、地図などのサムネイルが表示される方がクリック率が高くなるのでは」という見方もあるが、検索意図に適合しなければ、ビジュアル要素が必ずしもユーザーの注意を集めるわけではないことも明らかになった。

ユニバーサル検索の結果ページに表示された地図への視線は集まっていない(左)
画像への注目は左側2列に集中し、中央の動画はほとんど注視されていない(右)

 とはいうものの、ユニバーサル検索については、7割以上のユーザーが満足しており、Google検索以外のサービスを利用している人からも高い評価を得ている。

【関連記事】
Google、Twitterの最新のつぶやきも検索できるリアルタイム検索を提供
Googleで郵便番号検索が可能に
アイレップ、今年のSEM業界の10大ニュースを発表

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2009/12/25 11:25 https://markezine.jp/article/detail/9226

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング