著者情報
執筆記事
-
消費者視点のオムニチャネル戦略で重要な3つのポイント、鍵を握る店頭受取サービスの導入
これまで数回の記事で「消費者視点のオムニチャネル戦略」を考える上で何を理解するべきなのかを解説してきました。これは私の博士論文の重要な問いでもあります。今回はその集大成となる3つのポイントを紹介しましょう。
562019/12/04 -
シームレスであることに意味はない?消費者視点のオムニチャネル買物価値を決定づけるもの
お客様は何のために買物をするのか。買物の価値はどこにあるのか。店舗、オンラインストア、モバイルアプリとチャネルを増やした時、お客様の考えや行動はどう変わるのか。筆者は、博士論文のテーマ「お客様にとって真の『オムニチャネル買物価値』とは何か」を明らかにするため、現在データ分析と実証モデル検証を行っています。まだ検証の途中ではありますが、その中から得られた新しい発見を紹介したいと思います。
1692019/10/02 -
モバイルオーダーから考えるRaaS時代の店舗体験 小売、そしてメーカーが求められる変化とは
最近、Amazon Goほどではなくても、日本でも新しい体験のできる店舗が増えてきたと感じています。前回紹介したTRIALもその例に当てはまりますが、店舗のデジタル化に関連する最新事例を紹介し、オムニチャネルの拡張について考えてみたいと思います。
1062019/09/04 -
「モバイルショッパーマーケティング」でわかる買い手と使い手を区別することの重要性
店舗をデジタル化する例としては「Amazon Go」の取り組みが有名ですが、国内でもトライアルがスマートレジカートの導入を進めています。このような店頭のデジタル化で進む現象を私は「オムニチャネルの拡張」だと考えるようになりました。今回は、拡張するオムニチャネルにおけるお客様との関係を考える上で重要になる「モバイルショッパーマーケティング」の考え方を整理したいと思います。
1922019/07/29 -
5G時代の動画活用のヒントを、BtoB企業とD2C企業に見る
小売業のマーケティング活動では、デジタルとリアルを融合した真の意味での顧客体験を創造することの重要性は理解されており、お客様視点での体験をどう設計するかが盛んに議論されています。しかし、「コンビニ24時間営業問題」「店舗スタッフのEC忌避」などの問題を見ると、優れた顧客体験の提供を支える店舗スタッフの体験を改善することが求められる時期が来ていると感じます。
3752019/06/11 -
「DMは民主的なメディア」/奥谷氏が考える、デジタル時代におけるDM活用の可能性とは
ここ数年、日本郵便が主催する「全日本DM大賞」の審査員をしています。審査員として、様々な企業の取り組みを見てきた結果、デジタルと組み合わせたダイレクトメール(DM)の使いどころについて、多くの示唆を得ることができました。今回はDMを活用した最新事例を題材に、デジタルとアナログを組み合わせた統合マーケティングの可能性について解説したいと思います。
3562019/02/27 -
データ収集を顧客と"共創"/丸亀製麺の公式アプリ施策に見るオムニチャネル戦略
デジタル領域のタッチポイントが増え、カスタマージャーニーが複雑化している昨今、ドン・シュルツ教授が提唱した統合マーケティングが現実のものになりつつあります。今回は、トリドールホールディングスが運営している讃岐うどん専門店「丸亀製麺」の公式アプリ施策を取り上げ、同社のオムニチャネル戦略を「顧客時間」の考え方から紐解いてみたいと思います。
772019/01/22