ブランディングとは
マーケティング活動により、競合他社との差別化を図り、企業や製品が持つ付加価値やイメージを向上させること。
想起されるブランドになるための新戦略「エボークトセット」
ブランディングにおいてよく課題としてあがるのが、施策の効果が見えにくいという問題。「認知度が向上したことで、市場にどのような価値がもたらされるか」「良いブランドイメージがいかに売り上げに貢献するか」など、ブランドのパワーがビジネスにどう影響を及ぼすか、効実はよくわかっていないケースも散見されます。
「エボークトセット」とは、そのような実態の見えにくいブランディング活動において、生活者リサーチを起点に独自の効果指標を開発しているネオマーケティングが提唱する、想起されるブランドになるための新戦略です。エボークトセット(evoked set)の直訳は、想起される集合体。つまり、ここでは、人が商品を購入する際に、頭の中に浮かばれる「購入を検討しようかな」と考えるブランドの集合体を指します。
こちらの記事では、ネオマーケティングが早稲田大学の恩藏直人氏と共に進めている「EvokedSet共同研究プロジェクト」の研究結果やそれをマーケティングの現場で活かすためのポイントについて、詳しく解説しています。
パーパスを起点にしたBMWジャパンのキャンペーン
2021年に創立40周年を迎えたBMWジャパンは、それを記念して通年でブランドキャンペーンを展開しました。このキャンペーンの軸であり、起点となったのがブランドパーパスです。「モビリティを通じて、すべてのお客様にJOYをお届けする」という同社のパーパスに基づき、キャンペーンでは「世界は大切なものであふれている」がキーメッセージとされました。
あらゆるタッチポイントを使用し、生活者との“対話”を通してパーパスを具現化する形で展開されたこのキャンペーンについて、BMWジャパンのマーケティング責任者を務める遠藤さんに話を聞いています。
ダイキンが指南する、コロナ禍にも負けないブランドづくり
世界的な空調機メーカーとして知られるダイキン工業。コロナ禍における同社の情報発信は、多くの媒体でされ、好感度は上昇しました。そのブランディング成功の背景には、どのような戦略があったのか? 記事では、同社で広告宣伝グループ部長を務める片山義丈氏がコロナ禍に展開した事例も紹介しつつ、ブランディングの捉え方、具体的なノウハウを惜しみなく解説しています。
カルビーがコロナ禍で行ったリブランディング
カルビーが展開するスティック形状のスナック菓子ブランド「Jagabee(じゃがビー)」。Jagabeeでは2020年4月に予定していましたが、ちょうどそのタイミングで世の中がコロナ禍に陥ったことは周知の通りです。
大幅にマーケティングプランを変更せざるを得なくなった同社は、どのようにリブランディングを進めたのでしょうか? 記事では、同社 マーケティング本部の担当者2人に話を聞いています。
https://event.shoeisha.jp/mza/basic/