Twitterの情報を分析するには?
前編は情報を集める手法や取得に利用できる無料ツールを紹介してきました。では、実際にどのような情報を集め、どのように分析進めていけばよいのでしょうか? 本稿では、分析内容を次の6つに分けて紹介していきます。
- 自社アカウントの分析
- 自社ブランドの分析
- 自社キャンペーンの分析
- 競合分析
- 関連ワードの分析
- 発言者の分析
自社アカウントのTwitter分析
自社アカウントを持っている場合、まずはそのアカウント自体に関する情報を分析しましょう。前編で紹介したさまざまなツールで情報を取得できますが、大切なのは次の5つです。
- フォロワー数
- RTされた回数
- 発言時間・曜日帯
- サイトへの流入(とコンバージョン)
分析は「発言した内容」「Twitter上のアクション」「Twitter外のアクション」の3つの観点で行いましょう。“実施した結果どのような変化が発生したか”を計測することが重要です。
「宣伝・告知」「アドバイス」「役立つ情報紹介」「挨拶」「感謝」など。発言内容のジャンルごとに効果を見てみましょう。
内容に関係なく「URLなしの発言」「URLありの発言」「誰かの発言のRT」「RTされた」「@で誰かに話しかけた」「@で誰かに話しかけられた」などが該当します。
「プレスリリースを打った」「取材記事がウェブに掲載された」「テレビで紹介された」「キャンペーンを開始した」「リニューアルを行った」などが該当します。
では、3種類のアクションの変化は、それぞれどの指標を見ればよいのでしょうか? これが前述の「フォロワー数」「RTされた回数」「発言時間・曜日帯」「サイトへの流入(とコンバージョン)」になります。
どのような結果が発生したかを定量的に分析して、結果が良い「発言内容」や「アクション」を把握し、今後に活用しましょう。