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業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究

あなたの順位は上がるか下がるか?品質インデックス時代のスポンサードサーチ攻略法


高クリック率獲得に役立つ新機能 ~その1~

 高評価の品質インデックスを目指すには、広告のクリック率を上げることが王道であるのは理解できた。では、クリック率を上げるためには、具体的にはどうしたらいいのだろうか?

 「クリック率を上げるには、検索キーワードと関連性の高い、説得力のある広告を作成することです。大事なのは、このような“基本”を忠実に実行することなんです」

 水上氏によれば、大事な基本のひとつが、広告のタイトルと説明文に検索キーワードを含めること。広告文言に検索語が入っていると当該文字列が太字で表示され、クリック率が高くなる傾向にあるのだ。

 「出稿のノウハウは、業種やキーワードによってかなり異なるのが実情なので、一般的なノウハウとして紹介できることは少ないのですが、唯一、ほとんどすべての場合にあてはまる施策がこれなんです。検索ユーザーが探しているキーワードそのものを広告のタイトルに、できれば説明文にも入れ込むことで、クリック率は改善されます」

 これを意識した出稿に役立つのが「キーワード挿入機能」だ。これを利用すると、検索結果に広告を表示する際に、登録したキーワードをタイトルや説明文に自動で挿入できる。

 例えば、説明文にキーワード挿入機能を利用し、補完テキストとして「ハワイツアー」を設定した場合、検索キーワードに応じて、タイトルは次のように表示される。

 検索キーワードが「オアフ島ツアー」の場合は「格安プランで行くオアフ島ツアー」(15文字)が広告タイトルとして表示。しかし、検索キーワードが「ハワイ格安ツアー」だとタイトルの文字数が16になるのでNG。そのため補完テキストである「ハワイツアー」が自動的に挿入されるのだ。

 広告に検索キーワードを埋め込むといっても、数多くの商品をもつECサイトなどでは、いちいち手作業でこれを行うのは大変なこと。しかしそんな場合にも、この新機能を使うことで効率良く出稿できるだろう。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

大正谷 成晴(オショウダニ シゲハル)

1973年生まれ。フリーランスライター・エディター。2001年よりビジネス誌を中心に活動を開始。現在に至る。趣味はサイクリング、料理、投資。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2007/07/02 14:24 https://markezine.jp/article/detail/1373

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