勤務時間、そして帰宅後もターゲットに的確にリーチ
マイクロソフト メディア ネットワークで展開する広告内容としては、ライオンズマンションのブランドを訴求する内容のクリエイティブを制作。メインのターゲット層である東証一部上場企業を配信対象に絞ったAudience Select 企業アクセスターゲティングを中心に、「Audience Select クリエイティブリターゲティング(接触者/非接触者ターゲティング)」を採用し、自社の広告に過去接触したことがあるユーザーに対して再度アプローチするリターゲティングの手段も取り入れることで、ライオンズマンションへの興味喚起と購入意向の醸成を目指した。
また同時に、確実にターゲットにリーチできたかどうかを検証するため、「Audience Select 東証一部上場企業ターゲティング広告 効果測定調査」も実施した。勤務時間中の多忙なユーザーに対して、どうすれば広告配信効果を高めることができるのか、調査で得られたデータを参考にしたいと考えてのことだった。
しかし、こうした施策にたどりつくまでには、さまざまな試行錯誤があったようだ。
「忙しい勤務時間中のことですから、仮に興味があるバナー広告が出たとしても、その場でクリックや資料請求のアクションはなかなか取りづらいだろうと感じつつも、まずは興味を持っていただいて、手の空いた時や帰宅時に広告を思い出してアクションを起こしていただきたいと考えております。
正直、そこの連動がどうすれば上手くいくのかは見えておりませんでした。例えば、勤務中に当社の広告に接触いただいた方を対象に、仕事の落ち着く遅めの時間帯を狙って当社の広告をもう一度表示していただくなど、そういった新しい広告手法ができないものか、と考えて各社にご相談しておりましたが、実際はなかなか希望に沿うような回答はいただけませんでした。
そんな中で、マイクロソフトからリサーチ企画をご提案いただき、ようやく今回の実施に至りました。広告メニューを柔軟にカスタマイズしていただき、比較的高額所得層のユーザーも多いマイクロソフト メディア ネットワークに企業アクセスで広告を掲載し、接触のあるユーザーに対しリターゲティングで広告配信するという今回の調査プランができあがりました。」