マッシュメディアが運営する、iPhone情報ニュースサイト「iPhone女史」による調査の結果、調査対象者全体と比べて、学生(高校生、専門学校生、短大生、大学生、大学院生)LINE利用者のグループトーク利用率は26.3ポイント高く、学生のコミュニケーションに、LINEグループトークが広く利用されていることがわかった。学生のスマートフォンユーザーのうち、88.7%がLINEを利用しており、そのうち、グループトーク利用率は89.4%という結果になった。一方、調査対象者全体では、68.8%がLINEを利用しており、うち、63.1%がグループトークを利用している。
学生のLINEグループトーク利用者に対して、現在退出したいグループトークの有無について尋ねたところ、約3人に1人(36.9%)は退出したいグループがあると回答した。調査対象者全体のLINEグループトーク利用者に同じ質問をしたところ、あると回答した人は23.5%。学生LINE利用者の方が現在退出したいグループがある割合が13.4ポイント高い結果となった。
退出したいと思う理由を尋ねると、「誰かが発言するたびに通知が来て落ち着かない(51.9%)」、「いつも特定のメンバー同士のみが会話している(38.9%)」などが回答に挙がった。これまでも指摘されてきた人間関係や「既読疲れ」といった理由もある一方で、半数以上がトークの通知によるストレスで、グループを退出したいと感じていることがわかった。
また、ゲームアプリの利用状況を尋ねたところ、調査対象者の半数がゲームアプリを利用しており、うち、66.8%は毎日ゲームアプリを利用しているという結果が出た。ゲームアプリ内での課金の有無を尋ねると、19.2%がアプリ内で課金していることがわかった。
しかし、課金しているユーザーの54.2%が、課金をしていることを友人などに話すことに「抵抗がある」と回答。課金をしつつも、「無駄遣いしていると思われそう」、「いい歳になってもお金をかけてゲームしていると思われるのが恥ずかしい」、「アプリ課金が世間的にあまり受け入れられてないように感じる」と考えていることが明らかになった。
【調査概要】
調査名:スマートフォンアプリの利用における実態調査
調査期間:2014年4月11日(金)~13日(日)
調査対象:10~50代のスマートフォンユーザ男女500名(各年代100名ずつ)
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
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