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あのアプリの広告面白いよね!という世界を作る/アプリDLからマネタイズまでサポートする「AppBank SSP」始動

マネタイズだけでなく、アプリDLから支援するAppBankのサービス

 先に述べた「AppBank Network」に加入すると、AppBankのレビューサイトにアプリが紹介されるという無料のダウンロード支援サービス「AppBank プラス」がある。

池田さんのオレンジ色のアドジェネTシャツがまぶしいです!

 「AppBankがアドネットワーク事業を始めるにあたって、他のアドネットワークと違うことを提供しなければ意味がありません。そこで僕らが提供できる価値としてもわかりやすい、AppBankというメディアで宣伝できるサービスを提供することを決めました。

 非常に多くのアプリが世の中にあふれている今日、せっかく作ったアプリがダウンロードされないというケースが多くあります。マネタイズは当然大事なのですが、まずはリリースして、いろんな人に触ってもらい、フィードバックをもらって感触を得ることが、最初の一歩としてはとても大事です。そうなった時に、AppBankでアプリの露出をサポートして、ダウンロードが増えて感触がつかめれば、デベロッパーにとってAppBankのサービスを使うメリットを提供できるのではないかと」(脇氏)

 AppBank プラスのサービスで紹介されると、反応が良い時には1,000ダウンロードされることもあるという。また今回リリースした「AppBank SSP」においても、「AppBank プラス」に申込むことができる。つまり「AppBank SSP」の最も大きな特徴は、広告最適化によるマネタイズだけでなく、その手前のアプリのダウンロードを支援するところからサポートしてくれる点だ。

 「アプリデベロッパーにとっては、まずはアプリをダウンロードしてもらわないと何も始まりません。アプリのダウンロード、アプリを使ってもらう、そして広告最適化による収益。単なるSSPに留まるのではなく、その3つのステップ全体を支援できる体制を構築しています」(池田氏)

AppBankがmedibaをパートナーに選んだワケ

和気あいあいとした、楽しい雰囲気の取材でした◎

 本提携の話が始まったのは、今年に入ってからだという。「SSPはいろんなアドネットワークの広告が流れるのがウリなので、AppBank Networkに接続させてして欲しいと思い、当初はうかがったんですね。すると、もっと大きなことを一緒にできないか、一緒にいいプロダクトをつくって、業界を盛り上げていこうという話になりました」と池田氏。

 「楽しくノリよく、一緒に自分たちと仕事をしてくれる。あたり前のことですが、はじめにそう思えたことが、medibaと組んだ大きな理由ですね。より一緒に楽しくサービスを提供していけそうだと。また、『デベロッパーに対して良いサービスを提供したい』という、サービスの根底にある方向性が一致していたことも大きな決め手になりました。

 素晴らしいパートナーと組み、AppBank SSPをリリースすることができました。かつAppBankとしての強みもプラスすることができ、デベロッパーにとって便利なサービスを提供することができると思います。なので、まずは使ってみてほしいですね」(脇氏)

 「これからはAppBankのノウハウをサービスにドンドン反映していきます。そして、デベロッパーはもちろん、広告主、広告を見ているユーザーも、きちんとHAPPYになれるサービスを目指します。普段の会話に『あのテレビCM面白いよね!』と出てくるように、『あのアプリの広告面白いよね!』という世界を一緒に作りたいですね」(池田氏)

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この記事の著者

安成 蓉子(編集部)(ヤスナリ ヨウコ)

MarkeZine編集部 編集長
1985年山口県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。専門商社で営業を経験し、2012年株式会社翔泳社に入社。マーケティング専門メディア『MarkeZine』の編集・企画・運営に携わる。2016年、雑誌『MarkeZine』を創刊し、サブスクリプション事業を開始。編集業務と並行して、デジタル時代に適した出版社・ウェブメディアの新ビジネスモデル構築に取り組んでいる。2019年4月、編集長就任。プライベートでは2児の母。

★編集...

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MarkeZine(マーケジン)
2014/08/07 13:00 https://markezine.jp/article/detail/20594

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