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検索は「コンバージョンへの王道」、ゴルフダイジェスト・オンラインの「検索・インフラ改革」のすべて

2014/12/10 13:00

機能改善で劇的に変化したユーザー行動

― ユーザーインターフェイス(UI)についてはどうでしょうか?

加藤 2010年からゼロスタートの検索エンジンを使っていますが、導入から1年間はデータを蓄積/分析する事に専念し、大きなUI変更は行ないませんでした。その後、蓄積したデータをベースにユーザーテストやデータ分析をして、UIを大きくいじったのが2年ぐらい前です。

― 改善によって、どのような変化が生まれましたか?

加藤 検索を利用する人の数が増加するなかで、検索結果にたどり着くまでの検索回数が、UIを変えたことによって大幅に減りました。そこは非常によかったところかなと。UIを変更する前は、日にちや料金を入力したあと、検索条件を変えるともう一度最初から絞り込んでいくドリルダウン方式でした。それをチェックボックスで選べるようにして、条件に該当する件数を表示するようにしたのです。

それまで1500件あったのが、「昼食付」という条件をつけると1000件に変わる。件数がリアルタイムにわかるようになったことで、適切に絞り込んだ状態から検索をかけていくというように、ユーザー行動が変化しました。その結果、クエリの回数が減ったのです。目に見えてユーザーの行動は変わるなというのは感じましたね。

ゼロスタートとのパートナーシップ

加藤 インフラをリニューアルするときに、実は検索エンジンについても、ほかの業者やオープンソースを使った開発について検討しました。ゴルフ場予約における検索サービスというのは、コンバージョンに至る王道なわけでして、まさに主導線なんですね。そこに対してどれだけ良いものを作れるかというのは常に考えています。

― ゼロスタートとの複数年に渡るパートナーシップについて、いま振り返るとどんな印象をお持ちでしょうか。

加藤 当初は価値観の共有ができていないと感じるときがありました。しかし、担当者に足を運んでもらって認識を共有する中で、機能やUIについての提案をいただけるようになったのです。

検索が止まったら、その日の売上がほとんどゼロになる、いやゼロにはならないんですけれども(笑)、それくらいの覚悟がわれわれにはあります。というのも、検索エンジンを通してゴルフ場の情報を出しているので、検索ができなくなるとほとんどのページが機能しなくなってしまう。このことをゼロスタートと共有できたことが一番大きかったと思いますし、またそれを実現できる製品でもありました。


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