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「長期的視野に立ち、ブランディングの領域へ」Turnが示す、日本に必要なプログラマティックの変革


 2013年8月から日本での事業展開を開始した、DSPやDMPなどプログラマティックを活用したサービスを提供する米Turn。2014年10月には電通に同社のデータドリブンマーケティングを推進するソリューションが採用され、注目を集めた。現在同社APACの統括マネージャーをしているCindy Deng氏に、現在の日本市場における戦略ならびにプログラマティックの現状と展望をうかがった。

TurnのAPACマネージャーから見た日本市場とは

Turn社 アジア/太平洋 マネージング・ディレクター Cindy Deng氏

――2014年10月にDMPをはじめ、データ分析などデータドリブンマーケティングを推進していくためにTurnのソリューションが電通に採用された際に、米Turn 社長 兼 CEOのBill Demas氏にお話をうかがいましたが、それ以降で御社の新しいトピックについて教えてください。(関連記事はこちら)

Cindy氏:発表からしばらく経ちましたが、電通には引き続き私たちのソリューションを採用、活用頂いております。今後日本で行うデータマネジメントに関する事業は、さらに重要になっていくと思っています。また、オーディエンスデータを積極的に活用していきたいという、ブランド企業の意欲がより高まっています。すなわちデータの重要性の認識が高まってきているのです。私たちは現在、DMPの企業への導入に注力するだけではなく、導入企業におけるデータの解析や、分析の支援にも力を入れています。

――2013年8月に日本へ進出してきた御社ですが、日本という市場はどういうマーケットに見えていますか。

Cindy氏:先週参加した海外の広告系のイベントにおいて、「APAC全体での戦略はどういうものですか?」という質問を受けたのですが、「APAC全体での戦略はない」と答えました。それぞれの市場で特徴が大きく異なっているので、APAC全体で戦略を立てるのではなく、市場ごとに戦略を立てて取り組んでいく必要があるからです。

 つまり韓国は韓国、オーストラリアはオーストラリア、日本は日本、それぞれ別の戦略が必要になってきます。特に日本の市場に関しては他の国と比べて多くの相違点がありますが、市場に根差したローカルのプレイヤーが多い点が日本の大きな特徴の一つでしょう。そこで私たちも日本の市場を開拓していくためには、ローカルのチームが必要だと決断し、2013年8月の日本進出に至ったのです。

 また、プログラマティックな広告取引市場において重要なことは2つあると思っています。まずは広告枠在庫のスケールが必要であること。それは同時にディスプレイ、ビデオ、モバイルなど様々なチャネルにまたがってリーチを確保し、フラグメンテーションの壁を乗り越える必要があります。2つ目はオーディエンスデータを柔軟に扱えること。これからはさらにオーディエンスデータをもとに広告配信を行っていく重要性が高まっていくからです。

――今後、御社はどのような戦略で市場を開拓していくのでしょうか。

Cindy氏:直近の戦略としては、トップクラスの広告枠在庫やオーディエンスデータを持つ企業と積極的に連携を進めています。日本においては、データのパートナーとして、cciをはじめオムニバス、Intimate Mergerとの連携をすでに実現しています。それを土台にDSP、DMPといった単体のソリューション提供ではなく、より統合化された製品群“Suite”という形でのソリューションを日本のブランド企業や広告代理店に提供していきます。

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プログラマティックにおける日本の課題

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2015/07/29 17:39 https://markezine.jp/article/detail/22843

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