SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ミレニアル世代の66%は「的外れなパーソナライズド広告は非常に腹立たしい」と回答【サイトコア調査】

 デンマークに本社を置くサイトコアは、King Brown Partnersと協力によりブランドロイヤリティに関する調査を行った。調査対象の中心は、1946~1964年の18年間に生まれたベビーブーム世代と、1980年代から2000年代初頭までに生まれたミレニアム世代。

ブランドが採用するテクノロジーに関心を持つミレニアム世代

 本調査によると、ベビーブーム世代に比べて70%も多くのミレニアム世代の人が「ブランド各社は、消費者とのやり取りに最適なテクノロジーを採用していない」と回答した。また、「適切なテクノロジーを採用しているブランドは、そうでないブランドより好感が持てる」とする回答は、ミレニアル世代ではベビーブーム世代よりも30%も多くなっていた。ミレニアル世代の多くの消費者が、さまざまなチャネルを通じてブランドと積極的に関わりたいと考え、そこに用いられているテクノロジーに関心を寄せている。さらに、ターゲティングされたパーソナライズド広告については、ミレニアル世代の66%が、「的外れな広告を見せられると非常に腹立たしい」と回答した。

ブランドの好感度を上げるポイントは迅速なサービスと一貫性か

 他の調査項目によると、ベビーブーム世代は、ダイレクトメールを通じてブランドと関わることを好む割合がミレニアル世代より73%も多い一方、ミレニアル世代は、ソーシャルメディアとモバイルアプリを好む傾向がはるかに強いことがわかった。世代によりブランドとの関わり方の好みに大きな変化が生じていると言える。また、「迅速なサービスがブランドへの好印象に強く影響する」との回答は、回答者全体の86%にものぼり、「一貫性のあるショッピングエクスペリエンスの提供がブランド認知に強く影響する」との回答も全体の80%もいたことから、ブランドの好感度を上げるポイントは、迅速なサービス、そして一貫性があり、フレキシブルなショッピングエクスペリエンスにあることがうかがえる。

【調査概要】
調査対象:北米在住の1,012人の消費者
調査手法:オンラインの定量的調査

【関連記事】
動画視聴の主流は「無料動画をPCで」/オンラインショッピング10代はスマホから【ニールセン調査】
2015年、動画広告市場は500億円規模へ~昨年対比約160%【サイバーエージェント調査】
CA、動画広告に特化した調査組織を設立/「企業の動画広告の利用状況に関する調査」実施
iPhoneとAndroid、女性に人気があるのは?年代別で差が【エイチームライフスタイル調査】
定額制動画配信サービス、利用率高いのは20~30代の男性【インプレス、NTTコムリサーチ共同調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2015/10/29 16:00 https://markezine.jp/article/detail/23350

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング