日産自動車は、駐車の際に自動でハンドルを操作しドライバーをサポートする同社の車両搭載技術「インテリジェントパーキングアシスト」から着想したイス、「INTELLIGENT PARKING CHAIR」を公開した。
「INTELLIGENT PARKING CHAIR」は、自動で自ら定位置に戻るイス。ローラーを内蔵した脚部により自動操舵で360度移動できるイス本体と、イスに向けて移動位置を指示するシステムから構成されている。同製品を導入した会議室等では、天井の四隅に位置をモニタリングする感知器を設置し、そこから得られる「トップビュー」を無線でイスに伝えることで、あらかじめ指示した「駐車場所(定位置)」へと移動できるようになる。これにより、煩わしいイスの整理が不要となる。
この取り組みは、「技術の日産が、人生を面白くする。」というコーポレートメッセージを具現化する技術プロモーションのひとつ。日産自動車の最新の車両搭載技術が、身近な日々の生活に加わったらどうなるか? その具体的な例をきっかけに、日産の技術の魅力を伝えることが目的。
なお、実際のイスの制作は、インタラクティブカンパニー「BIRDMAN」が担当する。
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