電通の海外本社である、電通イージス・ネットワークは、新たにBtoB領域専門のグローバルブランド「Interprise(以下、インタープライズ)」を英国ロンドンに設置した。同地を含む世界6都市(ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、シンガポール、香港、シドニー)に営業拠点を構え、グローバルにビジネスを展開していく。
世界のBtoB市場は2015年に2,000億ドル規模に達するとした推計もあるなど、市場規模は着実に拡大してきている。また、世界のトップ100グローバル企業のおよそ半数が社内にBtoB部門を置き、マーケティング活動を積極化しているというビジネス潮流の変化がある。このような背景を踏まえ、新ブランドを設置するに至った。
今後同社は、既存のブランドでBtoB領域のサービスを提供している「Carat Enterprise(カラ・エンタープライズ)」をインタープライズに統合するとともに、グループ各社との連携による新たなビジネスの創出を目指す。
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