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第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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アドテクノロジー各分野のトッププレイヤーと著者による対談も掲載した『アドテクノロジーの教科書』刊行

 デジタルマーケティングを実施するなら欠かせなったアドテクノロジー。登場して数年が経ち、さまざまな技術やプレイヤーがしのぎを削る業界となりました。では、いま何に注目し、どのやって将来に備えておくべきなのか? 翔泳社が刊行する『アドテクノロジーの教科書』は、皆さんがこの業界を俯瞰的に理解するのをサポートします。

 翔泳社では3月10日(木)、広告主の視点からフラットにアドテクノロジーを俯瞰した『アドテクノロジーの教科書 デジタルマーケティング実践指南』を刊行しました。本書ではDSPやアトリビューション、マーケティングオートメーションなどの技術から、動画広告やネイティブアドを始めとするクリエイティブ、そして効果測定の方法を解説し、市場予測まで含むアドテクノロジー業界の全体像を描き出します。

 著者は株式会社マクロミルで長年デジタルマーケティングに携わり、株式会社イノ・コードの取締役CMOを兼任する広瀬信輔さん。アドテクノロジー業界の発展を間近で見つめてきた実績があります。

 本書にはそんな広瀬さんと、アドテクノロジー各分野のトッププレイヤーによる対談も掲載。ヤフー、オラクル、オムニバス、antennaなど、業界きっての面々と本音で語り合います。フラットに質問する広瀬さんですが、時に広告主側の視点から言葉が飛び出す様子は、マーケターにとって非常に示唆的です。

 アドテクノロジーの入門書として、業界に飛び込んだばかりの方はぜひ本書でひととおりの知識を身に着けておきましょう! もちろん、すでに業界で知見を積み重ねている方が改めて学び直すのにも本書は有用です。人工知能などまったく新しい技術がマーケティングへ応用され始めているいまこそ、基本を押さえておくことが、将来もアドテクノロジーを活用するために必要なことに違いありません。

目次

CHAPTER1 History & Technology
01 アドテク登場以前のインターネット広告
02 アドネットワーク ~第三者配信のはじまり~
03 BTA(行動ターゲティング広告)
04 アドエクスチェンジ ~広告枠の取引市場化~
05 オーディエンスデータ/オーディエンスターゲティング
06 DSP/SSP
07 3PAS(第三者配信アドサーバー)
08 アトリビューション分析
09 アトリビューション分析 ~MIWモデルの概要と事例~
10 アトリビューションマネジメント ~広告弾力性の問題~
11 アドベリフィケーション
12 アドベリフィケーション ~調査結果:DSP 配信枠の品質~
13 DMP(データマネジメントプラットフォーム)
14 DMP ~活用事例~
15 PMP(プライベートマーケットプライス)
16 【CHECK!】GDNのターゲティングの種類と活用方法

CHAPTER2 Creative
01 動画広告
02 インストリーム広告の配信事例
03 動画広告の課題とこれから
04 リワード広告/アフィリエイト広告/ブースト広告
05 インフィード広告(イン○○広告)
06 ネイティブアドと記事広告の違い(ネイティブアドの解説)
07 ソーシャルメディアマーケティングの成功企業と失敗企業

CHAPTER3 Measurement
01 ディスプレイ広告の2 つの役割と効果測定方法
02 インバナーサーベイとリードバナーアンケート、ブランドリフト調査の新手法の解説
03 リサーチと購買データを活用した効果測定の事例
~ 株式会社マクロミル ~
04 クロスメディア効果測定の事例 ~株式会社インテージ~
05 【CHECK!】スマートフォン対応によって、Webサイトのアクセス数は増加するか?

CHAPTER4 Player
01 海外プレーヤー:Criteo
02 海外プレーヤー:Rocket Fuel
03 海外プレーヤー:Rubicon Project
04 海外プレーヤー:TubeMogul
05 国内プレーヤー:FreakOut
06 国内プレーヤー:サイバーエージェント
07 国内プレーヤー:VOYAGE GROUP
08 国内DMPパッケージの位置付け
09 株式会社オムニバス(DMPサービス解説 Pandora)
10 株式会社PLAN-B(DMPサービス解説 Juicer β版)
11 最近の買収情報まとめ
12 新規参入について筆者が思うこと

CHAPTER5 Market
01 カオスマップのカテゴリ解説
02 市場規模
03 PMP がもたらす広告取引市場の変化
04 DMPと3PASは今後どうなる? Googleサードパーティポリシー変更の背景考察
05 DMPの市場と課題とマーケティングオートメーション
06 マーケティングオートメーション×DMP の事例
07 動画広告の市場と課題と未来
08 新たな市場を作れるか? CMP(コンテンツマーケットプレイス)

Special Contents
01 DSPを語る ~ヤフー株式会社 高田 徹 氏~
02 DMPを語る ~日本オラクル株式会社 福田 晃仁 氏~
03 動画広告を語る ~株式会社オムニバス 山本 章悟 氏~
04 ネイティブアドを語る ~株式会社グライダーアソシエイツ 荒川 徹 氏~
05 アトリビューションを語る ~アタラ合同会社 岡田 吉弘 氏~
06 タグマネジメントを語る ~Fringe81株式会社 佐藤 洋介 氏~
07 アドテク業界を語る ~株式会社Legoliss 酒井 克明 氏~

アドテクノロジーの教科書 デジタルマーケティング実践指南

Amazon SEshop その他

アドテクノロジーの教科書
デジタルマーケティング実践指南

著者:広瀬信輔
発売日:2016年3月6日(木)
価格:2,376円(税込)

本書について

本書ではアドテク業界を広告主視点、すなわち中立的な立場かつ専門家ではない方にもわかるように、基本的な知識から業界の全貌まで丁寧に解説します。アドテクを軸とした現在のデジタル広告業界が一冊で見通せる内容となります。

 

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この記事の著者

渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)

 翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/01/13 13:16 https://markezine.jp/article/detail/24005

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