株式会社ロックオンは、マーケティングプラットフォーム「アドエビス」の新サービスとして、デジタルマーケティングの顧客接点をヒト軸で確認し評価できる「オーディエンスエビス(ユーザープロファイル機能)」を2月29日にリリースした。
これまで同社は、コンテンツマーケティングや自然検索など、それぞれの施策軸での評価サービスをアドエビスで提供してきた。しかし近年、デジタルマーケティングは購入意欲の高い「顕在顧客」層向けから、オウンドメディア等を活用した購入意欲の低い「潜在顧客」層向けへのシフトが進んでいる。後者の場合、成果に至るまでの時間が長期化し、複数のマーケティング施策を経由することから、従来の施策単位の評価では十分ではないと同社は考え、今回のリリースに至った。
同サービスでは、アドエビスで計測したデジタルマーケティング施策での顧客接点を、サービス横断で、かつオーディエンスごとに把握することができる。これにより、ユーザー個別の接触履歴の可視化・分析、そしてヒト軸でのマーケティング評価が可能になった。今後同社では、ヒト軸データをベースに様々な外部サービスとも連携していく予定。
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