Domoは米国時間3月22日、ユタ州にて「Domopalooza」を開催。「Business Cloud」の提供を発表した。同ソリューションはBusiness CloudはDomo Apps、視覚化、アラート、企業ディレクトリ、組織図、プロファイル、タスク、Domo Mobileなど、Domoプラットフォームのすべての機能を無料パッケージで利用できるもの。
同時発表された新しい無料ソーシャルコラボレーションプラットフォーム、Buzzと組み合わせることで、規模に関係なく意思決定者はツールにアクセスしてビジネスを運営できるようになる。
また、ビジネス管理アプリケーションのエコシステムを活用することで、パーソナライズも可能。意思決定者は各自の役割や業界特有のビジネス課題に対する答えを見つけることができるようになる。
ジャシュ・ジェイムズ氏はBusiness Cloudの提供について、「意思決定をリアルタイムで行うためにはデータのパワーが非常に重要であり、そのようなデータの利用をごく一部の人だけに制限すべきではありません。当社は常に、Domoをすべての人に利用できるようにすべきだと考えてきました。そして過去5年間という年月と数百万もの工数を費やし、多大な努力によって、最も複雑なソフトウェアの一部を完全にセルフサービス化し、簡単に使えるようにしました。Domoのフリーミアムモデルは、当社のプラットフォームに関する堅固なエコシステムとコミュニティを構築するために役立ちます。そうした発展が今後当社のお客様にどのような効果をもたらすか、とても楽しみです」と語っている。
なお「Domopalooza」では他にも、1,000本の新しいDomo Appsが揃う「Domo Appstore」や、開発パートナーを支援する「Domo App Publisher Partner Program」の開始、さらに、エコシステム構築に向けて、5,000万ドルの資金投資を行うことなどが発表された。
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