4パターンから選べる、ウェブサイト構築機能
さらに、分析や施策のみならず、サイト構築を可能にしているのもHIRAMEKIの魅力だ。種類は、コーポレートサイト、採用情報サイト、キャンペーンサイト、ランディングページの4つ。構築方法は説明に従い、必要な画像やテキストを登録していくのみ、つまりコーディングなしで一般的なサイトを立ち上げることができる。企業サイトや採用サイトをもっと簡単につくりたいという企業にとっては、特に重宝する機能だろう。
「制作したサイトは、もちろんHIRAMEKIの分析や施策に関する機能と連携します。つくって終わりにならず、データの収集から今後のアクションまで、簡単に活かせます」(清野氏)
「サイト構築時は、サーバーの準備も必要になりますが、HIRAMEKIでは当社が準備しますのでそれも不要。わずか4ステップ、最短5日ほどで立ち上げることができます」(福聚氏)
早くも、効果を出す企業が続々
リリース以降、導入企業が増えている中、実際にクライアントがどのようにHIRAMEKIを活用しているのか伺った。
まず、金融機関のクライアントで分析機能を使ったところ、初心者向けのコンテンツが、想定以上にユーザーに刺さって、コンバージョンに寄与していたということが判明した。その後、その示唆をもとにコンテンツ拡充を行い、初心者には初心者コンテンツを優先的におすすめするなどのアプローチを行い、現在も取り組みを続けている。
また、サイト価値算出機能を中心に、そのサイトがビジネスに対しどれほど貢献しているかを把握するのに利用されるケースもある。この機能は同社のグループ会社であるトライベック・ブランド戦略研究所が、毎年発表しているウェブサイト価値ランキングと同じ指標で計算できるというもの。「サイトの閲覧」「特定のアクションに対しての行動」「ECでの売上」という3つの価値体系から、サイトそのものの価値を算出する。サイト運営のKPIを設定しづらい情報サイトや広報部門からのニーズが多い。
そして今後、HIRAMEKIの開発はデータドリブンマーケティング部として運営しながら、データプラットフォーム事業を強化していく予定だ。HIRAMEKIの機能については、今月にはログ解析のリリースを予定しており、その中で基本指標取得に加え、リアルタイム分析やアクセスしてきた企業の特定も可能となる。
「今ある機能は、ユーザーの顕在化した悩みの種をピンポイントに除去していく機能が多いですが、今後は機械学習など新しい知見も投入して、潜在している課題まで大きく解決していくようなツールへブラッシュアップしていきたいと思っています」(佐孝氏)
「HIRAMEKI management(R)」の詳細に関してはこちら
記事以外の事例も登場、オウンドメディア戦略の秘訣とは
記事に登場した佐孝氏が登壇する無料セミナー、「マーケティングプラットフォーム活用事例にみる高速PDCAプランニングの実践とコツ」が7月27日(水)に開催されます。記事で明かすことのできなかった事例はもちろん、参加者には同社のノウハウをまとめた冊子もプレゼント、詳細は画像をクリックしてご確認ください!