日経BPコンサルティングは、中国人旅行者向けサービスを検討している日本企業、地方自治体などに向けコンサルティングメニューの提供を開始した。
同社によれば、中国からの旅行者は、大型観光バスによるツアー型の滞在から、個人旅行型の観光スタイルへ、つまり「爆買い」から「体験重視型」へと変化してきた。こうした旅行スタイルの変化により、個々の興味・嗜好に対して情報を提供していく細かい施策を実行することが求められている。
そこで同社は、中国の富裕層向け日本旅行情報誌「行楽」の知見を活用することで、中国インバウンド向けコンサルティングメニューを開発。「行楽」は中国の富裕層をターゲットに日本の文化と観光スポットを紹介する中国語の雑誌で、同雑誌の中国人スタッフが提携コンサルタントになる。サービスとしては、調査・コンサルティングと販促・PRの2分野でメニューを提供する。
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