予言5.モバイル革命と日本の"開国"
日本でもiPhoneが発売、軽量薄型サブノートも普及して、モバイル検索が大躍進する。
現象
モバイルデバイスが高機能化するというよりも、パソコンの機能(特にインターネット)が携帯ツールを侵略しはじめる。日本で発売され超人気となったiPhoneも、ブラウザ(Safari)でインターネットを利用することになる。また同じAppleのMacBook Airが革命を引き起こし、軽量薄型PCが市場を賑わせる。
SEO
総じて、携帯電話用のサービスではなく、パソコン用のサービスがより重要度を増す。SEOも同様。バッテリーと戦うモバイルユーザーは、検索なら1ページ目のみしか見ず、ますます上位表示が激化する。移動しながらの検索なので、リアルタイムな情報発信による集客と販売がインターネットビジネスの生命線になりはじめる。つまり、順位だけでなく何が上位表示されて検索されるかも重要となってくる。
結果
情報やコンテンツの配信ビジネスも盛況となり、例えば日本特有の着メロなどの携帯電話コンテンツのビジネスモデルが崩壊し、インターネットという汎用的なプロトコルをベースとしたコンテンツ配信ビジネスが最終的に勝利していく。いたるところで日本独自性もほころびはじめ、世界標準が末端まで浸透していくこととなり、前世紀型ビジネスが徐々に臨終を迎え、本当の21世紀がはじまる。