2.「Asking」視点でのツール活用と調査分析の手法
Askingの視点から、マーケティング課題の改善を図るために有効な4つの調査分析の手法について解説します。
Asking視点でのツール活用と調査分析の手法
- アンケート調査 (Webアンケート/ネットリサーチ)
- インタビュー調査 (グループインタビュー/デプスインタビュー)
- ユーザビリティテスト (ユーザーテスト/行動観察調査)
- MROC(Marketing Research Online Community)
1.アンケート調査(Webアンケート/ネットリサーチ)
自社の目的に合わせて質問項目を決め、Web上でアンケートの質問に回答してもらい広告クリエイティブの事前調査(クリエイティブの絞込みや要素検証)や広告の認知や好意度や生活者の興味関心などを、定量的に調査分析し改善を図ることができます。
2.インタビュー調査 (グループインタビュー/デプスインタビュー)
事前にインタビュー内容やインタビュー対象者の条件を設定し、司会者が複数人を集め座談会形式で意見交換を行うグループインタビューと、1対1の面談形式で生活者の本音を探り深層心理を引き出すデプスインタビューがあります。
生活実態や発言内容を観察することで、行動理由や価値観を洞察しペルソナやコミュニケーションシナリオに反映し施策の改善に役立てることができます。
3.ユーザビリティテスト(ユーザーテスト/行動観察調査)
ユーザーにタスク(課題)を提示し、Webサイトやアプリを実際に利用してもらいます。ユーザーの行動や発話を記録・観察し、インターフェースのどの部分に問題があるのか、Webサイト/アプリのコンテンツの改善やリニューアル、現状施策の課題整理に有効な手法です。
4.MROC(Marketing Research Online Community)
オンライン上で調査テーマを設定したテーマに関連する商品やブランドに好意・愛着をもっている人を集め、専用コミュニティ内で生活者から自由に意見交換してもらい、回答で得られた内容を定性・定量情報を調査分析する手法です。