毎回100万ビューを突破
MZ:今回の施策の結果はいかがでしたか。
板倉:ビュー数は十分評価できる数字でしたね。毎回100万ユニークビューを超える結果が出ていて、同一シリーズで100万ユニークビューをコンスタントに出す動画は珍しいようです。

また、コメントなども多く集まり、様々な方にも見ていただけたと感じました。「商品買ったよ」「前回も見たよ」など、継続して番組を配信することで得られた効果もあったと思います。単なる動画のビュー数を100万以上にすることは、予算をかければ他の媒体でもできるかもしれませんが、ライブ動画自体をリアルタイムで広告配信するプロモライブビデオという新しい手法も活用して今回の数字を出せたことはとても勉強になりましたね。
MZ:製品を実際に買ったという声もあったんですね。
板倉:今回の動画では、ほとんど製品の話を出さないようにしていたのですが、実際にそれでも購買に繋がったのはとても嬉しいですね。また、動画にハートを押すというアクションを行えるのですが、それを4回目の放送の時に、日本で初めての試みとしてルミニークのボトルの形に特定のタイミングで変わるよう「カスタムハート」を活用したのです。これも反応が良かったですね。
MZ:今後の展望を教えてください。
板倉:今回の施策を通して多くの知見が得られたため、今後も使っていきたい手法ではあると思います。ただ、私たちが伝えたいブランドのメッセージを適切に伝えるための手段の1つです。特にライブ動画は、消費者の方と近い距離でコミュニケーションが取ることができるほか、双方向によりリアルタイムでコンテンツの内容や視聴意識、さらにはブランドとの親和性が変わることが今回明らかになったので、それを活かした施策をプランニングしていきたいですね。