ジャストシステムは、本日8月1日、新たな定性調査手法「Sprint」をリリースした。
「Sprint」は、消費者インサイトを探る定性調査を可能にするチャット・インタビューサービスだ。希望するモニタを5分で探し出し、続けて30分間の1対1のインタビューを実施。インタビュー終了と同時にテキストと動画データなどを受け取ることができる。
同サービスの特徴は、対面を条件とせず画像や音声を排除することで参加可能なモニタの母集団が増加したことにある。顔を見せたくないモニタや会場に出向くことが難しい属性のモニタにもリーチでき、本来インタビューしたかった属性の一般消費者から話を聞くことができる。また、従来のインタビュー調査と比較して時間や手間、会場費などのコスト削減にもつながる。
同サービスでは、テキストチャットの入力時間にモニタの観察・分析ができるほか、入力過程も観察できるため、インタビューの進行とモニタの観察・分析が両立が可能に。インタビュー時のバイアスを最小限にし、モニタから本音を引き出せる仕組みとなっている。
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