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パナソニック、オルビスが語るTwitterの可能性 #Twitter4Osakaレポート

 2017年10月4日、Twitter Japanが主催するプライベートセミナー「#Twitter4Osaka」が行われた。西日本の広告主・広告代理店へ向けて行われた本イベントでは、動画広告ソリューションを中心とした最新のTwitterを活用したマーケティングが紹介されるとともに、パナソニックおよび、オルビスのマーケターがTwitter活用事例を発表した。その様子をレポートしたい。

存在感を見せる日本市場、西日本エリアでも大きく伸長

 セミナー開始冒頭、広告事業担当本部長の味澤将宏氏が登壇。Twitterの市場状況と事業戦略が語られた。

 Twitter Japan株式会社 上級執行役員 広告事業担当本部長 兼 日本・東アジア地域事業開発担当本部長 味澤将宏氏
Twitter Japan株式会社 上級執行役員 広告事業担当本部長 兼 日本・東アジア地域事業開発担当本部長 味澤将宏氏

 日本におけるTwitterのMAUは4,000万2017年10月27日時点で4,500万に更新された)。グローバル全体の広告売上に占める日本の割合も非常に高く、重要なマーケットだ。西日本エリアの広告売上も、大阪にオフィスを設立した1年半の間に4倍の伸びがあったという。

 若い層が中心のSNSというイメージを持たれるが、30代以上の比率は全体の約5割。そこでの利用者層はビジネスパーソンが最も多く、幅広い展開のできる広告メディアとなっている。

 味澤氏はTwitter利用者の大きな特徴として「何が起きているか知りたいというディスカバリーマインドを持っている」と語り、「Twitterを活用したマーケティングの価値は、広告主の皆さんも含めたすべての人たちが話題を生み出せること」だと説明する。

 そんなTwitterが今後注力していくのは、動画広告のソリューションだ。

 ダイレクトレスポンス領域で高いパフォーマンスが期待できるビデオアプリカードは、広告仕様がアップデートされて大きくCTRが改善された。また、新しい広告クリエイティブフォーマットであるビデオウェブサイトカードを利用することで、動画の視聴を促しながらもサイトへ誘導することが可能になった。これにより動画クリエイティブを利用したウェブサイト誘導キャンペーンのパフォーマンスをより一層向上させている。

 さらにブランディング領域では、動画コンテンツの配信が軸となる。ライブ配信やスポンサーシップのほか、インストリーム動画広告も登場した。これはプレミアムコンテンツパートナーによる動画コンテンツ内に動画広告を配信できるものだ。

 「今後も、ニーズや市場の動きに合わせてプロダクト開発に注力していきます」と味澤氏は意欲を見せる。

「会話」の量と質をブランディングに活用

 続いて登壇したのは、ブランドストラテジー・マネージャーの橋本昇平氏だ。

 Twitter Japan株式会社 ブランドストラテジー・マネージャー 橋本昇平氏
Twitter Japan株式会社 ブランドストラテジー・マネージャー 橋本昇平氏

 Twitterの特性は「リアルタイム性」と「等身大の意見が多く、利用者間で会話が生まれること」だと語る橋本氏。「会話」量と質に着目し、ブランドイメージを強化するために、カンバセーション・マーケティングを実施しない手はないと強調する。

 Twitterにおけるカンバセーション・マーケティングのポイントは、「Twitter上の会話を持続させるために、ターゲットがツイートしたいと思うモチベーションを創りだすこと」だという。

 たとえば新商品の発売キャンペーンであれば、発売日の前からプロモーションを実施。キャンペーン中も、ターゲットの盛り上がりを継続させるしかけが必要であると話した。

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マス広告だけでは取れない層へのリーチ拡大を狙う、パナソニックのチャレンジ

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/11/22 15:30 https://markezine.jp/article/detail/27312

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