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MarkeZine Day Special in Tohoku(PR)

LINEが考える「モバイルシフト」とは スマートフォンを活用した広告コミュニケーション手法を再考する

ソーシャルメディア活用でモバイルユーザー行動に寄り添う

 最後に、松本氏はソーシャルメディアを活用したモバイルユーザー行動への寄り添い方を、LINE@の例を用いて紹介した。

 LINEは国内月間利用ユーザー(MAU)が7,100万人。国内の55.2%が利用していると言われており、毎日利用しているユーザー(DAU)/MAUが84%と、日本国内の生活インフラとして定着していることがうかがえる一大サービスだ。2012年から開始したLINE@など、ビジネスシーンでの活用も広がっている。

 LINE@は、会社や店舗などの事業者向けのLINEアカウントで、生活者に向けた情報発信に活用できる。アカウント開設数は現在、30万(11月末時点)を超え多くの事業者が活用するサービスに成長した。

 事業者は、アカウントを友だち追加しているユーザーに対して一斉に「メッセージ配信」することや、「1:1トーク」でユーザーと1対1でやり取りを行うことができる。サービスの強みは、メッセージ開封率の高さで、ユーザーにとってメリットのあるメッセージを送ることで高い誘導効果が見込める。

 モバイルユーザー行動への寄り添い方として、事業者は「配信時間」「見せ方」「コンテンツ」の3つに注力するべきと松本氏は主張した。

 1点目の「配信時間」について、ニールセンの調査である、LINE・Twitter・Facebookの「総利用時間TOP3アプリの時間帯別利用時間シェア」推移を表したグラフを見てみよう。

 上図からも、ソーシャルメディアの利用はユーザーの生活に密接していることがわかる。

 そのため、ユーザーの利用時間に合わせてお昼休みの時間におすすめランチ情報を配信する、帰宅時間帯に合わせてセールの情報を配信するというように、時間帯に合わせたメッセージ配信が効果的だ。

 2点目の「見せ方の工夫」では、スマートフォン上という限られた領域の範囲の中に、企業側が訴求したい内容を詰め込み過ぎると、ユーザーが読みにくいものになってしまうため、「できるだけシンプルな見せ方」を心がけることが重要だ。テキストよりも画像イメージを使うなど、ユーザーが一目見ただけでどのような内容かわかるのが理想的だ。

 3点目の、「内容・コンテンツ」の部分では、抽象的なメッセージ内容よりも、自分ごと化されやすいメッセージ内容を心がけて配信することが結果として広告効果の最大化につながる。

 たとえば、雨が降る日に来店率を上げようと、単純に無機質にクーポンを配信した場合と、『雨の中で大変ですが・・・』とユーザー文脈に寄り添った形でクーポンを配信した場合との2パターンでメッセージを配信すると、圧倒的に後者の方が効果的でした。自分ごと化されたメッセージはユーザーの好反応につながります」(松本氏)

 「ユーザーの利用時間に如実に寄り添うのが、ソーシャルメディアというメディアです。これを踏まえ、時間帯に合わせて広告を配信し、コンテンツの工夫を行うことがソーシャルメディア広告を成功させる秘訣です」と松本氏は述べ、講演を終えた。

※本ページの内容は講演当時のものとなります。

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この記事の著者

畑中 杏樹(ハタナカ アズキ)

フリーランスライター。広告・マーケティング系出版社の雑誌編集を経てフリーランスに。デジタルマーケティング、広告宣伝、SP分野を中心にWebや雑誌で執筆中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/12/22 11:00 https://markezine.jp/article/detail/27355

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