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Twitterが2017年の動向から考える、アカウント運用のコツ

 2017年10月末には4,500万ユーザーを超えたTwitter。本記事ではTwitter Japanにてセルフサーブ広告のシニアマーケティングマネージャーを務める森田謙太郎氏に、2017年のTwitterのユーザー動向からアカウント運用のコツ、AI活用など様々なトピックについて話を聞いた。

Twitterの活用はゲームアプリに似ている

MarkeZine編集部(以下、MZ)本日は2017年のTwitterの振り返りと、Twitterアカウントをビジネス活用するためのポイントをTwitter Japanの森田さんにお伺いします。最初に自己紹介からお願いします。

Twitter Japan株式会社 セルフサーブ広告
シニアマーケティングマネージャー 森田謙太郎氏

森田:私は、Twitter Japanにてセルフサーブ広告のシニアマーケティングマネージャーを務めています。Twitterを企業の皆さんにどのようにビジネスで活用していただくかを考え、マーケティングやPRに関する活動を行っています。

 Twitterはまだ広告はもちろん、通常のアカウント運用でも工夫の余地がたくさんあると思ってます。これはセミナーなどでよく話すんですが、Twitterのビジネス活用は「スマホのゲームアプリ」に似てると思うんですよね。

MZ:具体的には、どこが似ているのでしょうか。

森田:ほとんどのゲームアプリは、無課金でも十分に楽しめますが、課金することで簡単にパワーアップできるという形になっていますよね。Twitterのビジネス活用も同様に、必ず最初から広告などにお金を投下しないと使えないものではなく、費用をかけなくても使い方次第でマーケティングに活用できるプラットフォームなのです。

4,500万超のユーザー動向に迫る

MZ:では最初に、2017年のユーザー動向からお伺いできればと思います。

森田:ユーザー数は着実に増え続けています。日本では特に伸びており、2017年10月末には4,500万ユーザーとなりました。

 やはり通学・通勤などのスキマ時間に様々なニュースやトレンドを知ることができ、かつ自分の好きな領域に関する情報をクイックに集められるということが評価されていると感じています。

MZ:Twitterは若年層向けのメディアに見られることが多いと思いますが、ユーザーの年齢層に変化はありましたか。

森田:若い方が使っているということは昔からよくいわれていましたが、現在では30代以降の方も多く、幅広い年齢層の方が利用しています。

MZ:ちなみにマーケティングの目線ではどういった活用が目立ちましたか。

森田:ゲームアプリに関するキャンペーンがよく見られました。例えば、ツイートするとゲーム内で使えるアイテムがもらえるといったキャンペーンですね。

 また、ゲーム以外の企業では、ツイートやフォロー、リツイートすると抽選で何かがもらえるといったキャンペーンを行う企業が増えました。

 キャンペーンにハッシュタグを組み合わせることで、ハッシュタグがトレンド入りしてくるケースもあります。利用者の方の数が増加していますから、そのマーケット規模を重要視する形でマーケティングでの活用も盛り上がっていると思います。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/02/22 09:00 https://markezine.jp/article/detail/27924

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