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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

私のキャリア

ネットの力で個人の可能性を引き出したい

未経験で新規サービスに着手成果が認められMVPを受賞

――営業からライターとは、大きなキャリアチェンジでしたね。

 そうなんです。大好きなWebメディアの仕事でしたが、実務で思うように結果が出せず、ふがいない気持ちが続いていました。そこへ上司から、前職の営業経験も踏まえて新規事業のディレクションを進められ、「mitayo.」というアドネットワークを活かした広告メディアの担当になったんです。「mitayo.」は、ジーニーとの共同開発。サービスを他社と一緒に立ち上げることは、トレンダーズとして初の試みでした。最初は、私もネット広告のディレクションは未経験でしたし、他社とのカルチャーの違いに進行が滞ったりと大変なことが多かったです。しかしネット広告に関する知識をいちから学び、企業の垣根を超えたチームで新サービスに携われたことは、これまでにない大きな経験となりました。

――具体的には、どのようなディレクションを行いましたか?

 サービス担当として、トレンダーズが得意なPR領域、ジーニーの強みであるアドテク・アドネットワークを活かしたサービスの企画と納品をしていました。また、メールマガジンの文章を考えたり、次の提案へつながるような分析レポートを出したりと、営業支援も行いました。結果、「mitayo.」の売り上げは目標を大幅に上回ることができ、入社半年以内の中途入社で最も成績を残した人へ贈られるスタートダッシュMVPをいただきました。未経験ながら自分で考え努力した取り組みを評価されたことは自信につながっています。

Twitterが大好きという気持ちを形にしたサービスを立ち上げ

――現在はどのようなお仕事をされていますか?

 事業開発担当として、SNS・インフルエンサー領域におけるサービスの企画を行っています。弊社は早くからインフルエンサー・マーケティングに取り組み、知見も多い会社です。今はTwitter特化型のインフルエンサーネットワーク「Beemine(ビーマイン)」を立ち上げ、スタートさせました。私が思うTwitterのおもしろさは、実際に会ったことはないのに、つぶやきからその人のパーソナリティを感じるところ。ネガティブなことも含め素直な気持ちをオープンにしているから、共感や熱さがあるんです。また、Twitterは仕事ツールとしても活用されていて、自分の世界を広げる手段となっています。

Beemine インフルエンサー勉強会の様子
Beemine インフルエンサー勉強会の様子

――個人的にも他のSNSよりTwitterが好きなんですか?

 大好きです。流行りの言葉で言うなら「エモい」でしょうか。複数のアカウントを持って、様々なネットのトレンドをTwitterから得ています。SNSの実名利用も増えてきましたが、Twitterはネットの匿名文化が色濃く残るサービス。名前を知らない人同士のコミュニケーションがあり、投稿に感情の余白がある感じが個人的に居心地が良くて、その部分が他のSNSより好きな理由です。

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インフルエンサーがもっと活躍できる未来を目指して

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/03/03 17:46 https://markezine.jp/article/detail/28073

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