シルバーエッグ・テクノロジーは8月8日、ビーグリーの電子コミック配信サービス「まんが王国」において、AI技術を活用し、潜在読者を予測する実験を開始した。
「まんが王国」は多様なジャンルの作品を取りそろえている。その一方で、100万人超のユーザーに対して、それぞれの趣味嗜好にあった作品を十分に届けられていないという課題を抱えていた。
そこでシルバーエッグ・テクノロジーは、同社のAI技術で「まんが王国」ユーザーの行動情報や作品のあらすじ情報を分析し、潜在読者を予測する実験を開始。AIで導き出されたユーザーにのみプッシュ通知を配信する。
この手法により、一般的に行われているユーザーの年齢や性別、アンケート回答などをもとにしたターゲティング広告よりも、高い精度が得られることが期待される。
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