ログリーは9月10日、メディア向けユーザー育成支援ツール「Loyalfarm(ロイヤルファーム)」において、タイアップ広告の効果測定に特化したレポーティング機能の提供を開始した。
メディア業界では従来より、タイアップ広告でのマネタイズが注目されてきた。2018年3月に同社が実施したメディア運営企業向けのセミナーで行ったアンケートでも、多くのメディアがマネタイズ手法としてタイアップ広告を挙げた。一方で、広告運用の効果測定のためのレポートでは、精度や作成工数における課題が指摘されている。
そこで同社は、効果測定の機能拡充の第一弾として、消費者データを活用したマーケティングプロモーションを提供するD&Mと連携。500万人を超える属性・価値観・ライフスタイルデータと、同社が計測するサイト内行動データおよび言語解析技術を組み合わせることで、行動データ以外のデータを活用した分析が可能になった。
これにより、PV・UUの日次推移やページ滞在時間、閲読者の興味関心など、閲読者のプロファイル把握に活用できる様々なデータを可視化。ターゲットユーザーへのリーチ状況の確認や、次のタイアップに向けた訴求点の整理、改善点の把握が可能になる。
その他、これまでレポート作成にかかっていた時間の削減や、配信終了後の追加アンケート調査の実施コスト削減などにも貢献。専門的なスキルが不要なため、安定した精度のレポートをアウトプットすることができる。
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