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MarkeZine Day 2018 Autumn(AD)

エイベックス×Domoのデータプロジェクト!全ての社員がデータを活用する組織になるために

社員へのツール啓蒙で重要なのは「技術支援だけで終わらない」こと

 また、ツールの導入には、「実際に使ってもらえない」「社内への啓蒙が難しい」という課題も付いて回る。

 こうした壁をクリアするため、同社では、Domo活用を推進するプロジェクトチームを発足。同チームは、マーケティング アナリティクス ユニット内に置かれ、Domoのサポートを行っている。そして、このチームのポイントは、技術支援だけで終わらないことにある。

 「プロジェクトチームの重要な役割は、Domoを活用するきっかけを作ってあげることです。そもそも現場では、データ活用やデータの可視化とはどのようなことなのか、どのようなレポートが必要なのかが理解されていません。ですのでプロジェクトチームは、具体的にデータ活用の意義・ノウハウを伝え、Domoを活用するきっかけや機会を生み出しています」(山田氏)

 Domoを使いこなすDomoマスターも各部署にいるが、責任者や理解している人だけが使うのではなく、社内でDomoのファンを作り、活用する環境を整えることが重要と山田氏。

 確かに、トップダウンでデータ活用を訴えても、現場はなかなか動かないDomo導入のゴールは、毎日の業務に自然とデータ活用を取り入れ、その先の成果へつなげることにある。プロジェクトチームがきっかけを作り、Domoを使ってどのような表現・気づきを得たいかを自ら考え、実行できる人を増やしていく。このサイクルを上手く回すことがDomoを社員に活用してもらうためのポイントだといえる。

現場指標から経営指標まで網羅的なデータ取り込みへ

 同社では、既に存在するデータの取り込みは完了している。次のステップは、「社内外のデータを拡充すること」だ。さらに、現場指標から経営指標まで網羅的に使えるようなデータの取り込みも進行中である。

 「まだビジネスにおいて必要としているデータの1割しか取り込めていません。すべてを集約したときに、データの取り扱いは変わると確信しています」(山田氏)

 今後は、個人管理のデータ集約にも着手する。そこから、データの統合だけではなく、日々のタスクやデータの管理方法、ツールの使い方など業務を見直す環境も整えていくという。データ活用がもたらす新たな可能性も覗かせ、セッションは終了した。

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マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/10/30 11:00 https://markezine.jp/article/detail/29371

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