オプトは11月22日、コネクトムと設置した「オムニチャネルイノベーションセンター」において、シナラシステムズジャパンとの連携強化を発表した。
これによって、コネクトムが提供する位置情報を活用した動的広告配信サービス「toSTORE(トストア)」における来店計測・データ分析の精度向上を目指す。来店をKPIとした広告効果を可視化することで、有店舗事業者のデジタルシフト支援を推進していく。
これまで、来店計測に活用される位置情報はGPSが主流だったが、店舗に設置されたWi-Fiからより高精度な位置情報を取得することで、店舗内や建物の階層ごとに来店計測が行えるようになる。
たとえば、広告接触から来店までの日数が把握できる「来店リードタイム分析」や、来店までの広告接触回数を計測する「来店フリークエンシー分析」といったデータ分析が可能だ。これによって、店舗や時間帯、頻度、訴求内容といった広告配信セグメントの多様な掛け合わせを行い、来店に寄与しやすい生活者の行動を分析する。
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