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第106号(2024年10月号)
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定期誌『MarkeZine』メディアデータから掴むインサイト

人を動かすテレビの力

 テレビに関するデータは増加しており、テレビCMをはじめとした施策の効果を検証できる環境が整いつつある。テレビCMを科学的に活用するにはどうすればいいのか?本稿では、最近のテレビCMやテレビ番組の活用傾向と、その効果を可視化した事例を紹介する。

※本記事は、2018年12月25日刊行の定期誌『MarkeZine』36号に掲載したものです。

データが後押しするテレビの力

 「テレビCMの効果はブラックボックスだ。費用対効果が透明にならないと投資できない。出稿を減らしている」という声がある。一方で、「テレビCMでのリーチには破壊力があり、コミュニケーション上外すことはできない。リーチ数を考えるとむしろ安い」という声もある。広告主によって、テレビの効果について見解は様々だ。

 テレビに関するデータは、IoT機器の普及により、徐々に集まり始めており、効果を検証できる環境が整いつつある。そのデータを利用することで、テレビCMが効く商材、効かない商材の明確化や、ブランド認知や購買へのリーセンシー効果といった目的による使い分けも進んできており、テレビCMを科学的に活用する広告主が増えている。

 現在のテレビCMの取引は、世帯から個人へ変わってきている途中ではあるが、いまだ世帯視聴のGRPで価格が決まることが多い。自社の商品ターゲットの視聴実態をよく知り、世帯視聴と比較して、広告を届けたいターゲットの含有率が相対的に高い広告枠を見つけ出せると、お得にテレビCMを利用できる。RTBが進んだWebの世界だけでなく、テレビの世界でも、テレビの効果をよく知り、データを駆使し、戦略的に利用している広告主が、テレビCMの通貨と効果のギャップを突くことで、競合他社より優位に立てる世界になりつつある。

 本稿では、最近のテレビCMやテレビ番組の活用傾向と、その効果を可視化した事例を紹介したい。

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この記事の著者

山田 護(ヤマダ マモル)

株式会社インテージ Life Log Data事業本部 クロスメディア情報部 マネージャー
インテージにて、各種メディアのリーチ計測の商品開発を担当。 現在は、スマートTV視聴ログのビジネスモデル開発を推進中。 前職の広告代理店では、交通系ICカード、クレジットカード、POSなど多種多様なデータの解析、ビジネス活用に従事。<...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/12/25 14:45 https://markezine.jp/article/detail/29966

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