オールコネクトは、20~50代の男女500名を対象とした「ネットショッピングに関する意識調査」を行った。
約6割がネットショッピングでの購入額増加を実感
はじめに、「昨年と比較してネットショッピングでの購入額が増えているか」を調査。その結果、62%がネットショッピングでの購入額の増加を実感していることがわかった。また、毎月のネットショッピングでの平均購入額は18,840円(男性:20,040円/女性:17,640円)となり、女性と比べて男性のほうが約3,000円高いことも明らかになった。
さらに、「過去1年間で、店舗購入からネットショッピングに移行した商品・サービスがあるか」を尋ねたところ、「書籍(10.8%)」がネットショッピングに移行した品目としては最も多く、次いで「飲料(9.6%)」「食糧(9.2%)」となった。また、既に4割以上の家庭において、ネットショッピングでの購入額が家計の2割を占めていることも浮き彫りになった。
店舗での待ち時間、苦痛に感じるのは「30分以上」
続いて、「店舗で苦痛と感じる待ち時間の長さ」について調査。その結果、約75%が「30分以上の待ち時間を苦痛と感じる」と回答。一方で、スマホ購入時における入店から退店までの平均所要時間は45分となっており、店舗型の商品・サービスは、購入までの所要時間が長くなる傾向にあることがわかった。
そこで、「ネット上での取引が可能となることで店舗での待ち時間がなくなり、チャットや電話でのサポートも完備されたサービスがあれば便利だと思うか」と質問をしたところ、約89%がこれに同意。そのうち、半数以上がネットショッピングに切り替える意向があることも判明した。なお、スマホをネットショッピングで購入することに抵抗がないと答えた人は男性が47.6%で、女性の2倍以上だった。
約8割が高額商品のリサーチ・購入にネットを使用
最後に、「ネットショッピングをする際、比較サイトなどで商品を調べてから商品を購入したことがあるか」を調査。経験があると答えたのは全体の約7割で、1万円以上の高額商品を買う際には、約8割がリサーチ・購入時にネットを使用することがわかった。
また、ネット上でのリサーチで特に注目してチェックしているポイントとしては、「値段(約59%)」「レビュー(約23%)」という意見が寄せられた。中でも、商品写真をチェックする人は「女性(72%)」が「男性(52%)」よりも高い結果になった。
また、「1週間のうちネット上で商品探しに1時間以上を費やす」と答えたのは全体の約55%で、ECサイトを閲覧する時間帯においては、「19~23時の夜間」という回答が6割で最多だった。
【調査概要】
調査方法:ネット調査
実査委託先:楽天リサーチ
調査期間:2018年11月16日~2019年1月18日
調査対象地域:全国
調査対象:20~50代の男女合計500名
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