名刺管理サービスを提供するSansanの「コネクタ」として10年以上のキャリアを持つ日比谷尚武氏が、今求められる組織における個人起点のコミュニケーション手法について解説する本連載。今回はエバンジェリスト、コネクタを目指すにあたり、どういったロードマップを描けば良いのか。時系列に沿ってご紹介していきます。
エバンジェリストとして成功するまでの道筋
ここまでの連載をお読みいただいた方から「エバンジェリストを目指したいが、何から始めれば良いのか?」「どんな計画を立てるべきか?」など、具体的なアクションプランについての質問をいただいています。ゼロからエバンジェリストが組織のために活躍している状態を生み出すまでに、どのようなプロセスを経るのか、そのステップを4つに分け、具体的な例を交えて解説していきます。
組織として、個人として、目指すべきエバンジェリストの在り方を描き、そこに到るまでのロードマップを具体的にイメージすることで、アクションプランを立てる参考にしていただければと思います。
ステップ1:準備期
準備期では、「どの分野でエバンジェリストとして活動を始めるのか」を決めます。ここでは、組織としての方向性、つまり事業として注力すべき戦略や課題、どのようなターゲットにアプローチしたいのかを踏まえて活動領域を見定める必要があります。
また、この際個人の強みが活きる役回りであるとより効果的です。人が媒体となって活動する以上、属人的な知識、興味範囲がマッチする領域でないとモチベーションが湧かず、継続性や質の向上につながりません。
次に社内での役割(ミッション、期待される成果、他部門との関わり方など)を明確にします。特に他部門との連携が想定される場合は、各部門にミッションや役割を理解してもらい、どのように連携するのか(会議体、情報共有の方法、ツール等)を明確にしておく必要があります。
そして、名刺に入れる肩書きを決めておきましょう。最初は躊躇することもあるかもしれませんが、肩書きを定め、名刺やオウンドメディア、SNSなどで名乗り、社外から「認知」してもらう準備をすることがエバンジェリストの第一歩となります。
POINT:どの分野で立ち上げるか決める
社内での役割を明確にし、共有する
準備すること:肩書きを決める。名刺を作ろう!
やってみよう:肩書き、ミッションについてSNSやオウンドメディアで名乗ってみよう
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日比谷 尚武(ヒビヤ ナオタケ)
学生時代より、フリーランスとしてWebサイト構築・ストリーミングイベント等の企画運営に携わる。その後、NTTグループにてICカード・電子マネー・システム開発等のプロジェクトに従事。2003年、株式会社KBMJに入社。取締役として、開発マネジメント・営業・企画等を担う。
2009年より、Sansan株式会社に参画し、マ...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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