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サブスクリプション型サービスの実態

 昨年末に発表された『日経MJヒット商品番付2018』において、西の大関とされた「サブスクリプション」。商品やサービスの利用権を借り、利用した期間に応じて料金を支払うビジネスモデルである。近年では動画や音楽などのデジタルコンテンツを中心に広がりを見せ、スーツや家具、コーヒー、車といった商品・サービスでの提供が始まっている。ではこの「サブスクリプション」、人々の生活の中ではどれだけ身近なものになっているのだろうか。またどのような種類のサブスクリプションサービスが利用され、利用のきっかけはなんなのか。それらの実態を明らかにすべく、1都3県在住の15〜59歳の男女1,000人を対象にアンケートを実施した。

※本記事は、2019年4月25日刊行の定期誌『MarkeZine』40号に掲載したものです。

認知は限定的だが利用経験はあり

 まず、“サブスクリプション型サービス”という言葉そのものの認知度や理解度を確認する。「内容も含めてよく知っている」と回答した人は全体の10%に留まった。「聞いたことはあるが内容までは知らない」は17%で、合計すると言葉を認知している人は3割弱だ。つまり約7割は、“サブスクリプション”という言葉そのものに馴染みがないことになる(図表1)。

図表1 「サブスクリプション型サービス」の認知度、理解度<br>ベース:全体(n=1,000)
図表1 「サブスクリプション型サービス」の認知度、理解度
ベース:全体(n=1,000)

 しかし、“サブスクリプション型サービスの定義”を強制的に提示した後、サービスの利用経験を聴取したところ、サブスクリプション型サービスを「何か1つでも使っている」が全体の36%、「現在は使っていないが、使っていたことがある」も含めると、利用経験率は46%であることがわかった。

 年代別に言葉の理解度と現在の利用状況を見ると、言葉の理解度については若年であればあるほど高まるのに対して、実際の利用度は20代がピークという山型のグラフになっている(図表2)。

図表2 サブスクリプション型サービスという言葉の理解度と、現在の利用状況<年代別>/単一回答<br>ベース:全体(n=1,000)
図表2 サブスクリプション型サービスという言葉の理解度と、現在の利用状況<年代別>/単一回答
ベース:全体(n=1,000)

 最も利用者の多い20代のユーザーであっても、“サブスクリプション”という言葉を理解しているのは利用者の4分の1に満たない。このことから、利用に当たっては“サブスクリプション”という言葉の理解は必要ないのかもしれない。

▼調査レポート
『サブスクリプションに関する調査。サブスク利用者拡大のカギとは?』(HoNote)
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この記事の著者

マクロミル(マクロミル)

高品質・スピーディな市場調査を提供する、マーケティングリサーチのリーディングカンパニー。生活者のインサイト把握やデジタルマーケティング施策の広告効果測定など、マーケティング課題解決に向け最適なソリューションを提供。世界21カ国、50の拠点を展開し、唯一無二のグローバル・デジタル・リサーチ・カンパニーを目指す。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/04/25 15:00 https://markezine.jp/article/detail/30897

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