回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営するくら寿司は、スマートフォンを活用した新サービス「スマホdeくら」を開始した。
「スマホdeくら」は、来店者の来店時、お持ち帰り時のユーザビリティ向上とオペレーション軽減を目的とする、スマートフォンアプリを起点としたサービスの総称。同社はこれまでも「時間指定予約システム」による待ち時間短縮や、「水回収システム」や「製造管理システム」によるオペレーションの軽減化を行ってきた。
座席を時間指定予約できる「スマホでテーブル予約」では自動受付機と連動することで、店員を介さない座席への案内を実現する。そして事前注文や個人単位での注文が可能な「スマホで注文」、楽天ペイやLINE Payでの「スマホで決済」、「スマホでお持ち帰り」などのサービスを提供する。
これまでは座席に備え付けのタッチパネルからしか注文ができなかったため、複数人で来店した際など注文に時間がかかっていた。アプリを使うことで、来店者自身のスマホからスムーズに注文できるほか、待ち時間に事前注文をすることで最初の注文の時間を短縮することができる。これにより、一組あたり約5分の滞在時間の短縮を想定しており、回転率の向上を見込んでいるという。
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