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好奇心を育み「ポータブルスキル」を身につける

2019/07/25 14:15

 広告・マーケティング業界で活躍する人物の職業人生、キャリアを伝える本連載。今回は、LINEの二木祥平氏を紹介する。新卒でリクルートに入社後、すぐにトッププレーヤーとして頭角を現した二木氏。転職したLINEでは、29歳にして最年少執行役員に抜擢されるも、「生涯プロダクトマネージャーでいたい」と語る。今の目標は「2歳になる娘の成長率よりも早い成長率で生きていくこと」と話す二木氏に、自身のキャリアを学生時代から振り返っていただいた。

目次

※本記事は、2019年7月25日刊行の定期誌『MarkeZine』43号に掲載したものです。

リクルートでインターネットに出会う

LINE株式会社 執行役員
LINEビジネスプラットフォーム企画室 室長 二木 祥平(Shohei Niki)氏

1990年生まれ。兵庫県出身。慶應義塾大学・経済学部卒業後、新卒でリクルートホールディングスへ入社。リクナビNEXTのIT企画部に配属され、既存サービスのディレクションや新規事業立ち上げに携わる。2015年にLINEへ入社。LINE企画室・副室長を経て、2019年1月にビジネスプラットフォーム企画担当・執行役員に就任する。プライベートでは、子育てにまい進中。

――二木さんは、好奇心が旺盛な学生時代を過ごされたとか。

 大学で上京するまで、兵庫県でガンダムとともに暮らしていました。小学生の頃は画家を目指して絵画教室に通ってみたり、高校生のときには親の影響でFXを始めたりと、幅広くいろいろなことに挑戦していましたね。大学は経済学部に進学し、株式に関するフリーペーパーを発行したり、信託銀行のビジネスコンペに応募したりしていました。将来は外資系の銀行へ就職しようと考えていたのですが、スドケンさん(Kaizen Platformの代表取締役・須藤 憲司氏)との出会いが、僕のキャリア人生を大きく変えました。当時リクルートにいたスドケンさんから同社のインターンに誘われたのですが、そこで初めてインターネットの世界に出会い、そのおもしろさに魅了されたのです。インターンを機に、アプリコンペにも参加するようになり、「I’m free!」という、暇な大学生同士が集まれるアプリの開発もしました。

 その傍ら、広告代理店のインターンに参加したり、外資系コンサル企業を見てみたりと、気になる進路候補がいくつかあり、どこを選ぶべきか悩んでいました。そこで、当時の先輩にキャリア相談をしたところ、「お前はどうなりたいんだ」「自分で事業をやりたいんだろ?」と聞かれ、ついには「若造が偉そうにコンサルキャリアから始めてどうするんだ」とまで言われてしまい(笑)。しかし、今振り返るとそう言われたのはありがたかったです。その他、人事の方にも個性強めのリクルート社員の方たちと会う機会を作っていただきました。結果的に、「こんな人たちと一緒に仕事をしたら、楽しいに違いない」と、人に惹かれてリクルートを選びました。同社のインターン時代に、アドネットワーク商品の企画や新しいサービスのセールスに関わり、物作りをするならネットのサービスを作りたいと考えていたことも後押ししましたね。

――新卒でリクルートへ入社されてからは、どのようなお仕事を?

 リクルートキャリアのIT企画室に配属され、リクナビNEXTのWebディレクターとしてサイト改善を担当しました。当時の僕は、自分が関わることはすべて自分でやりたいというスタンス。ディレクターという立場から、企画も開発も行っていました。挑戦させてくれる組織だったので、「新しいことをやりたい」と言うと、任せてくれるんです。開発規模が80人月にもなる大きな案件や新規事業も任され、ディレクションリーダーにもなりました。しかしあるとき、抱え込みすぎたのか謎の高熱で倒れてしまったのです。この経験から「全部自分でできるマン」では、ビジネスがスケールしないと気づきましたね。やりたいことはたくさんあるけれど、一人ではできない。そこで、周りの人と協力していくスタンスへ変わりました。リクルートでは、リクナビNEXTのような会社のビジネス基盤となる大きなプロジェクトをディレクションすること、また新規事業を立ち上げ、成長へのプロセスを構築し、そのサイクルに乗せることの両方を経験し、結果を残すことができました。次は何に挑戦しようかと考えているとき、縁あってLINEに出会い、挑戦の場を移すことにしました。


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