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【LIPS×D2C Rに学ぶ、TikTok広告の極意】ユーザー視点のクリエイティブで獲得件数を5倍に

クリエイティブの改善により獲得件数が5倍に

――なるほど。実際の効果はいかがでしたか?

有門:今回は新規ユーザー獲得数を主な指標にしていましたが、インハウスで実施していたときに比べて、約5倍になりました。こんなにインストールが伸びるなんて「すごい……!」という声が社内で上がったくらいです。

 やみくもに、大量に制作して投下したというわけではないので、1本ごとのクオリティが高かったのだと実感しました。もちろん、クリエイティブが大事だと思ってD2C Rさんと組ませてもらったのですが、改めて「クリエイティブが違うとこんなに成果が違う」とよくわかりましたね。

――泉谷さんはいかがですか?

泉谷:当社としては、今回ユーザー体験を意識した動画広告がしっかり当たった事例ができたことがありがたかったです。以前から、そういったクリエイティブが成果が上がるのではという仮説はあったもの、確かめられていなかったので、今回の件は社内でも好例として共有されています。

――先ほど、TikTokで流行っている構成を研究したというお話もありましたが、TikTokはエフェクトなども特徴的ですよね。

泉谷:そうなんです。当社でも昨年末、動画クリエイター向けの制作支援アプリ「TikTok AdStudio」をリリースして、TikTokの世界観に合わせた制作をしやすくしています。

小嶋:今回は、そちらも使わせていただきました。できるだけユーザーに受け入れられる表現を目指しているので、今後も活用したいと思います。

メディアにいるユーザーに受け入れられるように

――今回は、メディア側から見てもひとつの好例になったとのことですが、TikTok広告で成果を上げるポイントはあるのでしょうか?

泉谷:冒頭でも話が上がりましたが、動画広告は1本制作するのにそれなりのリソースがかかります。一方で、TikTok広告はスマホ全面という大画面で訴求するので、印象が強い分、効果が持続する期間が短くなり、本数が必要……というジレンマもありました。今後、前述のTikTok AdStudioの活用によって、視覚聴覚に訴えるネイティブフォーマットを生かした動画広告をスピーディに制作できると思うので、ぜひ使っていただきたいですね。

 また、ユーザーにアンケートを採ると「広告は嘘をついている」という前提で見ている方も少なくないんですね。なので個人的には、必要以上に盛ったり誇大に表現したりしていない、誠実にベネフィットを伝える広告が増えていくと成果が高まるのではと感じています。

――では最後に有門さんと小嶋さん、今後の展望をうかがえますか?

有門:今後も、季節性やトレンドを意識し反映することと、TikTokのトーン&マナーに合った広告を制作すること、この2点が重要だと思っています。D2C Rさんとのクリエイティブ開発では、これらを踏まえてより幅広いチャレンジを一緒にできればと思っています。

小嶋:TikTokには若いユーザーが集まっていることもあって、流行り廃りが速いですね。また、当たった広告はどんどん他の事例が出てくるので、常に新しいクリエイティブを打ち出してトレンドを作っていかなければ、と思います。簡単ではないですが、今後も身を引き締めてチャレンジしていきたいです。

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/03/16 11:00 https://markezine.jp/article/detail/32809

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