エンバーポイントは、メール配信システム「MailPublisher」の機能強化として、「スマートメール」をはじめとする新機能の提供を開始した。
スマートメールは、1セットの原稿・1つのメールアドレスリストを用意し、1回の配信設定を行うだけで、受信環境に応じて自動的にHTMLメールとテキストメールを送り分ける機能だ。
オプションのデバイス判定データベース機能を併用することで、過去のメール配信結果から取得したデバイス(受信環境)の情報をもとに、送り分けの精度を高めることもできる。
また同社は、デバイス(受信環境)に応じた送り分けの定義ファイルの提供も開始。これにより、メールを配信して反応を得ずとも、サイトへのアクセスデータがあれば、受信環境に応じたメールコンテンツの最適化が図れる。
さらに今回は他にも機能を追加。誤操作による配信事故のリスク低減、作業効率の向上を目的とした機能では、メール配信時の設定情報の一部をデフォルト値として登録、オプション機能でロックすることが可能に。
機種依存文字の検出範囲を広げるオプション機能では、「cm」「(1)」などの機種依存文字の検出が可能になり、メールコンテンツの品質向上につながる。
上記機能以外にも「携帯向けUnicode絵文字配信」「メール記事単位の配信速度設定機能」「パーソナライズドメールの効果測定機能強化」などの機能を追加した。
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