アドビ システムズは、同社のデジタルエクスペリエンスソリューション「Adobe Experience Cloud」の一部であるクラウドベースのクロスチャネルキャンペーン管理アプリケーション「Adobe Campaign Standard」の日本での提供を開始した。
同アプリケーションは、Eメール、モバイル、Webなどのオンラインチャネルと、ダイレクトメールなどのオフラインチャネルを含む、オムニチャネルでのマーケティングを自動化することで、より効率的に顧客とのOne to One コミュニケーションを実現するものだ。
同社はこれまでもクロスチャネルキャンペーン管理アプリケーション「Adobe Campaign (Classic)」を提供してきたが、国内におけるクラウドの利用拡大に伴い、Adobe Campaign StandardをAdobe Campaignのラインナップに追加した。
同アプリではクラウドに特化し、直感的なインターフェースで1時間当たり2千万通以上の配信に対応する。
これにより企業は、より手軽に効率的なコンテンツ制作によるパーソナライズした顧客体験を提供することが可能になる。
同社は、日本市場のニーズに対応するため、国内通信事業者各社の携帯メールやSNSなど日本特有のチャネルへの対応も進めている。またAdobe Campaignの基本的な機能をわかりやすく紹介する日本語によるクラスルームトレーニングを提供する。
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