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才流・栗原が読み解く!BtoBマーケティングの地殻変動

Withコロナ時代の最優先事項はコンテンツの充実 SmartHR岡本さんに才流栗原さんが訊く/第二弾

物理的距離が必要な今こそ「良い情報」で勝負

栗原:最後に少し大きな質問なのですが、テレワーク化が加速して、マーケティングの環境も変わりつつあります。マーケターに求められるスキルも変わる部分があるのかもしれないと思うのですが、岡本さんは、今後マーケターに求められるスキルって、どんなものがあると思いますか。

岡本:まず1つ、オンラインとオフラインを切り分けられなくなってくると思っています。「イベントの担当者だからオンラインの施策はわかりません」では、もう成り立たなくなってくる。デジタル、Web周りの技術、知識、方法論は知っておく必要がありますね。

 そしてコロナ禍で物理的な距離が必要な今、生まれてしまった空白を埋めるのがコミュニケーションだと考えています。だからコンテンツ、良い情報作りは重要です。

栗原:おっしゃる通りですね。SmartHRさんはライター出身、編集者出身の方が多いですよね。それは意図的に採用しているのでしょうか。

岡本:はい。マーケティングもそうですが、既存ユーザーさん向けのコンテンツやFAQなど良質なコンテンツの需要が高まるなかで、各ポジションで編集者の採用が増えてきました。

栗原:今後そういう採用の方針は増えてくるでしょうね。

岡本:紙文化が変わりつつあることもあり、これまで新聞や雑誌で編集をしていて、次のキャリアを探し始めている方もいると思います。僕たちのようなIT、BtoB SaaSの領域でコンテンツ制作、マーケティングに携わっていただくのは、新しい道筋の1つとしてあるのかなと。

栗原:最近の施策から組織作りまで、非常にいいお話を聞けました。岡本さん、ありがとうございました。

第一弾(前編)では、SmartHRさんが現在向き合っているマーケティング課題、話題の交通広告&テレビCMの効果についてお話いただきました。第三弾として、未公開トピックも含まれた取材時の音声を、ポッドキャストで配信予定! お楽しみに!

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この記事の著者

栗原 康太(クリハラ コウタ)

1988年生まれ、東京大学文学部行動文化学科社会心理学専修課程卒業。 2011年にIT系上場企業に入社し、BtoBマーケティング支援事業を立ち上げ。事業部長、経営会議メンバーを歴任。2016年に「才能を流通させる」をミッションに掲げ、経営者・事業責任者の想いの実現を加速させる株式会社才流を設立し、代表取締役に就任。 アドテック東京などのカンファレンスでの登壇、宣伝会議・広報会議など主要業界紙での執筆、取材実績多数。 Twitterアカウント(https://twitter.com/kotakurihara) | Facebookアカウント(https://www.facebook.com/kota.kurihara)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

蓼沼 阿由子(編集部)(タデヌマ アユコ)

東北大学卒業後、テレビ局の報道部にてニュース番組の取材・制作に従事。その後MarkeZine編集部にてWeb・定期誌の記事制作、イベント・講座の企画等を担当。Voicy「耳から学ぶマーケティング」プロジェクト担当。修士(学術)。東京大学大学院学際情報学府修士課程在学中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/06/18 08:00 https://markezine.jp/article/detail/33476

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