2020年、本来ならオリンピックイヤーとして盛り上がりを見せていただろう本年は、思いも寄らない出来事から幕を開けました。そんな激動の2020年も、気がつけば半分終わり。あらゆるものが急激に変化したこの半年間、マーケティング・広告業界で注目されたのはどんなトピックスだったのでしょうか。
1位はインスタマーケ/「コロナ」関連に注目集まる
1位は、2020年のInstagram活用において、マーケターが押さえておきたいポイントを解説したこちらの記事。松屋公式アカウントなど、数々の企業の運用を支援してきたヒットメーカー・grass株式会社の齊藤澪菜氏を取材しています。
Instagramは他のSNSと比べて、コンテンツを“溜める”ことができるメディアだと述べる齊藤氏。消費期限の長い、何度も見たくなるような魅力的なコンテンツが用意されていれば、アカウントのフォローはもちろん、来店や購買といった行動にもつながりやすくなると言います。本稿では、松屋公式アカウントの事例を基に、Instagramマーケティングのポイントが語られています。
2位は、MarkeZine読者であるマーケター600名に「新型コロナウイルス感染拡大がマーケティングに与える影響」をアンケートし、その結果をまとめたこちらの記事。広告予算の変化、導入検討ツール、現在の課題などについて探っています。
3位は、SNS上に存在する特徴的な人物クラスタを分析したこちらの記事。年齢、職業、在住エリアなど“パーソナルなデータ”を赤裸々に公開しているというコスメ垢を分析しています。
4~10位は下記の通り。「コロナ関連」のほか「DX」や「データ活用」などに関心が寄せられました。
4位 コロナ禍で激変するマーケティング。4タイプで今後を見通す
5位 「データデータって飽きた」データサイエンティスト・松本健太郎さんがMarkeZineに愚痴った訳
7位 外出自粛によって生まれた新たなトレンド“巣ごもり消費”に、企業はどう対応していくべきか?
8位 DX推進を阻む障壁 デジタル人材の確保と育成をどうするか
11~20位 「Cookie規制」「SDGs」などへの関心も高まる
ここからは人気記事の11~20位をご紹介。「Cookie規制」や「SDGs」に関する記事もランクインしました。
11位 リーマン・ショック時、広告費はどう変わったのだろうか?コロナ時代の広告市場を考えるためのヒント
12位 「Googleアナリティクスを見るのが面倒」から生まれた、2,000円のアクセス解析レポートとは?
13位 Cookie規制にどう対応するか リタゲ2.0を実現する「チャットコマース」の可能性
14位 検索1位の記事を日米で対決させてみた 日本のコンテンツ力の源泉は“武士道”の「義と勇」にあり
15位 NetflixとWantedlyが語る、「条件よりも共感」の新時代採用ブランディング戦略
16位 「プレバト!!」「初耳学」生みの親が語る、習慣化するコンテンツの秘訣【博報堂中川氏×毎日放送水野氏】
17位 デジタルがもたらしてきた功罪から考える、今後のマーケティングに必要なこと
18位 “チームが勝たなければお客様は来ない”は本当か?歴代最多平均入場者数を実現したガンバ大阪のデジマ戦略
「MarkeZine」2020年人気記事ランキング(上半期編)はいかがだったでしょうか。マーケティング業界のさらなる変化に備えるためにも、ぜひこの機会に人気記事をまとめ読みしておくのはいかがでしょうか。