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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

私のキャリア

大企業の中を理解していることが強み 次の挑戦はDX市場で

DX市場を切り拓く、先駆者に

――仕事のアイデアは、どうやって見つけていますか。

 趣味のサーフィンや早朝ランニングをしているとき、ふと無になった瞬間に、サービスのアイデアや考えが浮かぶことが多いです。ちなみに私はブレストの時間が無駄だと思っていて、社員にも推奨はしていません。新しいことを考えようと意識すると、浮かばないものですし、そういったやり取りで出てきたアイデアは平凡なものが多くなりがちです。あとは、街中でもアイデアを思いつきやすいです。昔から好奇心は強いほうで、駅へ行くと自動改札機や券売機の予約発券の仕組み、電話をしたコールセンターの仕組み、最近では定額給付金のオンライン請求サービス。どれも興味があります。みなさんにおすすめしたいのは、普段何気なく使っているサービスの裏側のシステム構成やオペレーション体制をイメージしながら使ってみることです。あとはその情報を基に自分の頭の中で思考を巡らせ咀嚼をして、さらに良いサービスにするにはどうしたらよいかをアウトプットしていく。アイデアを生み出すきっかけは、なにより知的好奇心があることだと思います。

――最後に、これからの展望を教えてください。

 デジタルホールディングスグループの中で、私はまだ何者でもありません。早く実績を出せれば、いい流れが生まれることを、身を持って経験していますから、常に初速を意識しながら走っています。そして、初速スピードを重視するのと同じくらい、どれだけ高い目標を自分に課すかを意識しています。そうすると、同じスピードでも最終到達地点が変わるはずです。成功しない人は、「あとでやろう」とか「自分の行きたい部署に行けたときに、頑張ろう」と考えてしまう。すると、どうしても平凡な評価になってしまい、結果的に自身で最初から自分の道を狭めてしまうことにつながります。いつの時代でも、どんな場所にいても、角度のついた成長カーブを設定しておくことで、自分を鼓舞でき、その姿勢がアウトプットに反映され自身の評価につながります。それは結果として自分の望んだルートを進むことに結び付くでしょう。

 また、リーダーは、現状の立場より目線をいくつか上げて先を見なければならないと言われています。今私はオプト子会社の一社長ではなく、デジタルホールディングスの社長だったらどうするべきかという目線で常に考え、グループの先陣を切っていく、切り込み隊長でありたいです。

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/09/25 14:15 https://markezine.jp/article/detail/34322

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