SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

「子育て楽しい」と感じるパパ5割超、出産立会い率は49.8%に【電通・子育て調査2008】

「パパがんばってるね」夫の努力に妻は高い評価

 電通は、日本の将来を担う子どもたちがのびのびと育つ環境づくりに寄与するため、社内横断プロジェクト「ジセダイ育成委員会」を立ち上げ、第一弾の活動として「第1回 子育てに関する調査2008」を実施。今回の調査では、団塊ジュニア層を中心とする30代を中心とした子育て層の価値観やライフスタイルに焦点をあて、1都3県(東京・千葉・埼玉・神奈川)で、第1子が0~12才の子どもを持つ25~44才の男女1000名を対象に行われた。

 発表された資料では、父親として子育てに前向きに取り組み、自分で対処していこうとする能力を「パパ力(パパぢから)」と定義。父親の「パパ力」についての評価の平均を見ると、夫の自己採点は57.8点なのに対して、妻による評価は63.9点。年代別に見ても、妻の夫に対する評価のほうが高得点となり、総じて夫の努力が認められていることがわかる。

家族を大切にする夫の姿にかっこよさを感じる妻は6割

「ごみだし・風呂掃除」から「看病・しつけ」まで、夫の役割は多様化

 夫の出産への立会い率は49.8%で、「30代前半」は58.5%、「30代後半」は48.4%、「40代前半」は44.6%と、年代が上がるにつれて徐々に減少傾向が見られる。また、「親になることの実感」がわいたのは、夫は「子どもが生まれたとき」が41.6%、妻は「妊娠期間中」58.0%となっている。

 夫が担っている主な家事の内容は、「ごみだし」55.4%、「風呂掃除」41.3%。また、育児の内容は「休日の子どもの風呂入れ」67.6%、「子どもを散歩に連れて行く」55.9%、「休日の子どもの食事の世話」35.2%、「子どもの病気のときの世話」28.3%など多岐にわたっている。そのほか、「子どもほめる」65.0%、「子どもをしかる」63.2%もしっかり役割としてこなしているようだ。

「子育て楽しい」と感じるパパの割合はママより多い

 「親になって変わったこと」として最も多いのは、男女ともに「他人の子どもにも目がむくようになったこと」。そのほか、女性では「食育や食の安全性に対する興味が高まった」「子どもの祖父母との行き来が増えた」、男性では「家族で写真をとることが増えた」「夫婦の絆や信頼が強まった」が多くあがっている。

 「子育てを楽しいと感じることが多い」という父親は52.4%、母親は49.0%で、「家族や子どもを大切にする男はかっこいい」と考える妻は63.0%、夫は40.8%となっており、男女間で微妙な差が見られる。また、子育てをブログなどで発信している母親は16.8%で、20代後半では22.9%、30代前半では21.0%に達している。

【関連リンク】
子どもの成長を実感できない母親が9年間で約18%増加【ベネッセ・子育て生活調査】
資生堂、子育て世代の美容情報を社員がつづるブログ「ママはてな?」 オープン
子どもたちが2007年に検索した「人気のことばランキング」
子どもの携帯の6割が「親権者名義」、家庭内のルールで最も多いのは「料金の使いすぎ」

「電通、第1回「子育てに関する調査 2008」を発表」(PDF)

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/04/25 23:21 https://markezine.jp/article/detail/3473

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング