参加者同士でつながれる場も提供
オンライン開催のINBOUND 2020には、世界中から参加者が集まりました。登録参加者の4割以上が、米国以外からの参加でした。非英語圏のゲストのために、スポットライトやブレイクアウトセッションではフランス語とドイツ語の字幕を用意しました。また、アクセシビリティ向上のため、配信する全講演に英語字幕を付けました。
INBOUND 2020の参加者は、遠く離れた場所からスクリーン越しに覗く、受け身の姿勢の傍観者ではありません。会社やキャリア、コミュニティーの未来を築くインスピレーションを得るためにグローバルな会合に集まる、アクティブな参加者です。
そんな参加者の皆様に意義のある時間を過ごしてもらえるよう、私たちは幅広い内容のコンテンツ(従来通りの対面式のイベントでは不可能だったものが多い)を用意しました。そしてライブ中継や、他の参加者とのチャット、スピーカーへの直接の質問、補足資料のダウンロードなど、どのコンテンツも独自に工夫を凝らしました。
従来は講演スケジュールの重複などが原因で、得られる情報や知見、インスピレーションが減ってしまう恐れがありましたが、今回はすべての講演をオンデマンドで視聴できるため、その心配もありません。ゲストはINBOUND独自の交流ツールを活用して、1対1のミーティングやグループセッションを行うこともでき、ビデオ通話やライブチャットで他の参加者とつながることができます。
このようにして作り上げたINBOUND 2020は、対面型イベントをそっくりそのまま真似したものではないという点が好評を博しました。
イベント新時代に求められるもの
COVID-19パンデミックは、BtoBイベント業界に、早急に変化する必要性を突き付けました。参加者の満足度よりも商談のクロージングを優先した大規模なイベントに、多額の予算を投じる時代は過ぎ去りました。間もなくイベントの新時代が始まります。デジタルファーストの世界で躍進するのは、参加者との間に一体感を高められるイベントです。
9月22~23日に開催されたINBOUND 2020では、インスピレーションを与えてくれる講演者や、ワールドクラスのコンテンツ、そして様々な人々とつながる場が用意されたユニークなバーチャル空間に、自宅にいながら入り込む体験を作り出すことができました。我々も現状に甘んじることなく、さらに今後のINBOUNDを進化させていきたいと思っています。
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COVID-19の影響で、対面でのイベントはオンラインイベントに移行せざるを得なくなりました。そこでオンラインイベントを開催する皆様のお役に立てるよう、HubSpotは動画プラットフォームのVimeoと協力し、オンラインイベントを成功させるためのガイドを作成しました。予算計画から宣伝方法まで、事例とあわせてご紹介します。
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