ECで消費者の「不」を取り除く
繰り返しとなりますが、コロナにより生活様式は大きく変わりました。現在の状況は、EC事業者にとっては、事業をさらに大きく前進させるチャンスとも考えられます。ECが消費者の感じる不安、不満、不便などの「不」を取り除き、オンラインとオフラインを繋ぐ新たな販売のキーになる時代です。こうした時代で特に大切なのは、新たなテクノロジーを学んで理解し、活用し、生活の中に溶け込ませていくことです。オンラインとオフラインの融合が進めば、店舗・物流・消費者をつなぐオペレーションを改善したり、消費者の居住地によって戦略を使い分けたりといった課題も出てくると考えられます。ニューノーマル時代に適応し、消費者の「不」を解消するサービスとして、ECが事業者・消費者に上手に活用されることを願っております。
※1 令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)2020年7月
※2 三井住友カード コロナ影響下の消費行動レポート第2弾 〜高まるデジタルシフトの重要性と応援消費に象徴される消費の価値観変化〜 2020年6月30日
※3 ECで商品が注文されてから消費者に商品が届くまで必要な業務全般のこと。入荷、商品保管、CS、梱包、発送などを指す。
※4 シニア層の趣味活動を応援するウェブサイト『シュミカツ!』シニア世代アンケート 緊急事態宣言期間におけるシニア世代の巣ごもり消費に関する調査結果 2020年6月18日