検証時間の削減とクリエイティブの打率が向上し、コスト削減にも貢献
――今回のお取り組みを通じて、クリエイティブ制作で変化した点を教えてください。
千葉:当社にもあたりバナーの構図やデザイン案はありましたが、それに至るまでに相当な検証時間とコストを割いていました。また、クリエイティブの検証に大きく時間がかかるため、PDCAサイクルを回すスピードにも限界がありました。
しかし「極予測AI」の制作過程で効果が出やすいと予測された素材や構図、コピーを活用することであたりバナーが制作できる率が飛躍的に上がりました。検証の時間も短縮されたため、PDCAサイクルを回すスピードも格段に上がりました。
――今回の取り組みはこれまでの広告運用とどこが違いますか。
今村:当社では様々な媒体の広告を運用していますが、「極予測AI」の導入において、一番の利点は先ほどプレミアアンチエイジング様がおっしゃっていた通り、効果検証の時間とコストの削減です。「極予測AI」は、あたりバナーの数を増やすために「量から質」へと、従来の制作スタイルを大きく変えました。
AIによるこれまでにないプロセスでクリエイティブを制作することで、クリエイターのセンスや経験則だけではない広告表現の幅が広がり、新しい広告クリエイティブ発掘につながっていると思います。
美容系の広告コスト改善率は390%!確度の高いクリエイティブで大幅改善
――「極予測AI」を活用することで、どのような結果が得られましたか。
栗原:あたりクリエイティブの横展開のスピードが格段に上がったと感じています。弊社のスキンケア商材はターゲットも広いので、広告デザインにおいては小さな差異での効果検証も有効だと考えています。カラーバリエーションや要素配置など、機械的に実行していく方がよい場合もあるので、その点は非常に有効な手段だと考えています。
東:加えて「極予測AI」を活用することで、今までと違う要素のバナー制作が可能になり、新しいあたりバナーの傾向が見えてきています。
「極予測AI」を活用しないクリエイティブと、「極予測AI」を活用したクリエイティブを比較すると、効果改善の一例は下記のような実績が出ています。
◎美容系
コスト:390%
CPC:120%
CVR:120%
CPA:160%◎医療・クリニック系
コスト:120%
CPC:140%
CVR:140%
CPA:110%◎サービス系
コスト:220%
CPC:120%
CVR:120%
CPA:130%※改善率ベースで算出。サイバーエース調べ。