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生活者を捉えるデータ利活用に欠かせない4ステップを解説 求められるツールも明らかに

グロースマーケティングに欠かせないデータ利活用の4ステップとは?

 橋川氏は続けて、グロースマーケティングを実現するための方法論について解説した。

 まず、前提として求められるのは行動軸でユーザーを把握・理解することである。これまでは性別や年齢、職業といったデモグラフィック変数、そして趣味、嗜好などのサイコグラフィック変数がユーザー理解に使われてきた。しかし橋川氏はこれに加え、「カート落ち後の行動」「店舗来店前の行動」などの行動変数を見ることが重要であるとした。

 「新型コロナウイルスの影響で、ユーザーの行動が大きく変わってきています。それを考慮すると、行動変数を見ないでユーザー理解することはできません」(橋川氏)

 そして橋川氏は、この前提のもと「データ活用における4ステップをいかに早く回せるかが勝負」であるとした。

 「データ活用における4ステップはためる・整える・分析する・つかうの4つです。世界のトップ企業のほとんどはこの4ステップのサイクルを高速で数多く回しています。このサイクルをいかに速く多く回すかが、企業の成長のポイントとなるわけです」(橋川氏)

4ステップで一番重要な分析を支える「Amplitude」

 さらに橋川氏は、この4ステップの中で最も重要かつ時間を要する部分として「分析する」ことを挙げ、分析を高速かつ精緻に行うためのツールとしてAmplitude(アンプリチュード)の名前を挙げた。

 Amplitudeは米国発のユーザー行動分析ツールで、ロケーションバリューは国内唯一のプレミアムパートナーを務めている。既に様々な業種・業態の40,000以上のサービスに導入されており、Fortune100中27社が導入しているという。

 なぜAmplitudeがこれだけ数多くのサービスに導入されているのだろうか。橋川氏はAmplitudeの一番の特長として「顧客行動軸での分析が可能な点」を挙げた。

 「Amplitudeは、購入後のFTUX(First Time User Experiences)向上、ロイヤル化、LTV/リテンション向上に強みを持っています。なぜならロイヤルカスタマーが辿った行動の軌跡の把握や、ユーザー定着の鍵となるマジックナンバー検出の補助などが可能だからです」(橋川氏)

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EC企業のAmplitude事例が明らかに

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この記事の著者

水口 幹之(ミズグチ モトユキ)

ライター・インタビュアー。取材、インタビューを中心に記事を執筆している。 ビジネス、働き方改革、地域活性、教育、書籍紹介など幅広い領域に携わる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/04/20 10:00 https://markezine.jp/article/detail/35979

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