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既存~新規の接点をTwitterで創出!アークナイツが#クリスマスボックスに成功した理由

既存から新規まで反応があるプレゼントを用意

MZ:続いて、#クリスマスボックスの協賛にあたって意識したことを教えてください。

實川:今回は既存ユーザーから潜在層、新規層まで幅広いターゲットへのリーチを目的としていました。そのため、総額500万円をフックに「アークナイツが豪華なキャンペーンをしている」という認知を取れるよう意識しました。

 #クリスマスボックスには様々な企業が協賛しており、相乗効果が得られる反面、他社のプレゼントに埋もれてしまうリスクもあります。そこで我々はゲームとの関連性が高いアニメ原画やアークナイツのコミックスで既存ユーザーの関心を惹きつつ、どの層でも喜んでもらえそうなギフト券や家電、カタログギフトなどを用意しました。これにより、様々な層が惹かれるプレゼントラインナップを実現できました。

 また、どの層も喜んでくれそうなカタログギフトに関しては、ゲーム内の回復アイテムである理性回復剤にちなんだ「理性回復セット」と名付けるなど、既存ユーザーが思わず反応したくなる見せ方も意識しました。カタログギフトだけでなく、他のいくつかのプレゼントに対してもこのような工夫を施しました。

クリエイティブ&プレゼントを変化させ話題を作り続ける

MZ:プレゼントの中身以外に工夫した点はありますか。

アークナイツ公式アカウント #クリスマスボックス 第4弾ツイート

實川:#クリスマスボックスは、昔だと目新しくてキャンペーン自体がおもしろいと思ってもらえていました。しかし、定番化した今では、ユーザーサイドも施策自体に慣れてしまっていて、単に1ヵ月間フォロー&RTキャンペーンを展開するだけでは想定以上の効果を得るのが難しいと考えました。

 そこで、今回取り組んだのがクリエイティブやプレゼントを定期的に変化させることです。1週間ごとに異なる動画を使用し、プレゼントも異なるものを用意しました。

 動画はキャラクターが撮り下ろしのボイス付きでユーザーに対して軽くお話しした後に賞品紹介をする構成をベースに、1週間ごとにキャラクターを切り替えて新しいものを制作していました。

 具体的には、メインヒロインから始まり、当時の新規キャラクター、次の新規キャラクターの順番で展開しました。この動画ツイートがキャンペーンツイートとして一番拡散されるため、拡散した先でアークナイツへの理解を深めてもらうことや新規キャラクターの宣伝も狙っていました。

 また、終盤の動画では1周年イベントに合わせて行うライブ配信の宣伝も行いました。こうすることで、フォロー&RTキャンペーンの拡散力を活かした周年施策の各種告知も同時に行え、「1周年おめでとう」「アークナイツにこんなかっこいいキャラが追加されたんだ」といった声も得られました。

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フォロワー数が5万増加、売上などにも効果あり

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/08/19 11:00 https://markezine.jp/article/detail/36248

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